「腸と脳って繋がっているって本当?」
そんな素朴な疑問から始まった体験談。
腸内環境と心の関係、発酵食品や自然食がもたらす効果とは?
田舎暮らしのリアルな視点で、
腸と脳を整える暮らしをわかりやすく解説します。
発酵や腸活に興味のある方へ!
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発酵食品を手作り、田舎暮らしを実践している椿留美子です。
東京から家族で移住、のんびり・・と思いきや、全く忙しい!
全然スローライフじゃないよ〜、と思いながらあたふたしています。
田舎暮らしの知恵と奥深さをお伝えしたいと
東京と田舎を行ったり来たりしながら発酵教室を開催しています。
腸と脳はつながっている?発酵×自然食で心も体も整う腸活のすすめ
「腸と脳って繋がっているって聞いたことあるんですが、本当ですか?」
これは、ある日教室でいただいた質問です。
最近では「腸活」という言葉も広まり、
スーパーでも「腸にいい」食品が増えてきましたね。
けれど、腸と脳がどう繋がっているのか?!
具体的に知らない方も多いのではないでしょうか。
今回は、発酵食・自然食・田舎暮らしを実践してきた私の体験も交えながら、
「腸と脳」の関係を私なりにお話ししてみたいと思います。
なぜ今「腸と脳の関係」が注目されているのか?
腸活ブームの背景にある「腸脳相関」とは
ここ数年、「第二の脳」と呼ばれるほど腸が注目されています。
その理由の一つが
「腸脳相関(ちょうのうそうかん)」
という言葉。
これは、腸と脳が双方向に影響し合っているという考え方で、
科学的な研究も進んでいます。
たとえば、緊張したときにお腹が痛くなったり、
逆にお腹の調子が悪いと気分も落ち込んだり。
これらはすべて、腸と脳のつながりによるものなのです。
心と体に影響を与える「第二の脳」=腸
驚くことに、
幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの90%以上は腸で作られている
と言われています。
つまり、腸内環境が整っていないと、
心の安定も難しくなる可能性があるということ。
逆に言えば、腸を整えることで、イライラや不安感が和らぎ、
心の健康にもつながるのです。
腸と脳がつながっていると実感した私の体験談
「腸活で心が整う」と気づいたきっかけ
私自身、東京に住んでいた頃はストレスで体調を崩しがちでした。
食事もバラバラで、忙しいとコンビニ弁当や外食に頼る日々。
2〜3ヶ月に1度は風邪をひき、ひどい偏頭痛にも悩まされていました。
そういえば、舞台をやっていた頃、本番前に
やたらお腹を壊す先輩がいました。
当時はなんでだろ?
って不思議に思っていましたが、つまり
大きなストレスがダイレクトに「腸」に影響していたんですね。
最近、教室の生徒さんから
「腸と脳って繋がっているって本当ですか?」
と聞かれて、ふと自分の過去の生活の色々な記憶が蘇ってきました。
かなり不健康な生活をしていました(苦笑)
そして田舎移住して「食」や「環境のこと」を意識しはじめてから、
身体が元気になっていることに改めて気づきました。
発酵と自然食がもたらした変化
味噌作り、手作り甘酒、お醤油作り…
毎日の食卓に、少しずつ発酵食品が知らず知らずのうちに入ってきていました。
するといつからか
あれほどひどかった偏頭痛が滅多にしなくなり
風邪も何年引いていないんだろう?!
腸内環境が変わると、身体も心の在り方まで変わる。
それを、体と心の両面で実感しています。
自然と向き合う田舎暮らしで深まった実感
田舎に移住してからは、自然のリズムに合わせた生活になってきました。
畑で野菜を育て、それを食べる。
自然に旬のものを食べているんですね。
保存食を仕込む。
そんな暮らしが、腸と心の安定につながっているのかも、と感じます。
都会では見落としがちな
「自然と共に生きる食と生活」
そこには、忙しさでついつい忘れてしまう
“心と体を整える暮らし方”
が詰まっていると感じています。
腸内環境を整えるために今日からできること
日々の食事で意識したい発酵食品と自然食
腸活の第一歩は、「発酵食品」を日常に取り入れることがいいのかな、と思います。
- 味噌汁(添加物なしの本物を)
- ぬか漬け(自分で漬けると愛着が湧きます)
- 甘酒(砂糖不使用の自家製がベスト)
- 納豆(タレは控えめに)
これらを無理なく続けることで、腸内フローラが整い
脳にも良い影響を与えてくれると感じます。
避けたいNG食材とライフスタイルの工夫
腸と脳のために避けたいものもあります!
これは私の経験ですが
- 精製された砂糖
- 添加物まみれの加工食品
- 小麦の摂りすぎ
これらは依存性があるように思われ、
一時の、美味しい〜という「幸福感」を得ようと食べ過ぎてしまいます。
また、食事だけでなく、睡眠・呼吸・ストレス管理も腸脳相関には大切。
朝は白湯でゆるやかに目覚め、夜はスマホから離れて深呼吸。
そんな些細な習慣が、腸と脳の安定に繋がっていくように思います。
腸と脳をつなげるシンプルな習慣
私が特におすすめしているのは、
- 「よく噛んで食べる」
- 「一日一回、自分の気持ちに耳を傾ける」
ということ。
「よく噛む」という習慣は元々私にはなかったもので
小さい頃からよく噛まないで食べていました(苦笑)
ですので、噛むことの難しさは経験済みなのですが・・・
よく噛んで食べることによってで副交感神経が優位になり、リラックス効果が高まります。
また、自分の内面に目を向ける時間を持つことで、
心と体の微細な変化に気づきやすくなります。
これは舞台俳優時代に培ったもので(職業病的なものがありますが)
この時間を多少でも作るクセをつけると、心持ちが安定してきます。
まとめ|腸と脳の関係を意識して暮らしを整える
腸を整えることは、心を整えること
腸と脳は、思っている以上に密接につながっています。
何を食べるか、どう暮らすか。
それが、自分の心にも影響している。
発酵食品を中心とした腸活は、体の調子を整えるだけでなく、
心をしなやかに保つための知恵でもあります。
まずは“ひとつの発酵食品”から始めてみよう
「全部を変える」のではなく、まず
今日、何を食べるか
から変えてみましょう。
そして、もっと知りたい方は、私のメルマガでも発酵や自然食の情報をお届けしています。
ぜひ一緒に“腸と脳を整える暮らし”を考えていきましょう!
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