発酵食を始めたいけれど
「面倒」
「続かない」
「つい買ってしまう」…。
そんな悩みを持つ方へ。
手作り発酵食品を手軽に続けるコツや、すぐに作れる簡単レシピ、
初心者でも安心な発酵食品の作り方をご紹介します。
発酵食を毎日の習慣に変えたい方へ!
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発酵食品を手作り、田舎暮らしを実践している椿留美子です。
東京から家族で移住、のんびり・・と思いきや、全く忙しい!
全然スローライフじゃないよ〜、と思いながらあたふたしています。
田舎暮らしの知恵と奥深さをお伝えしたいと
東京と田舎を行ったり来たりしながら発酵教室を開催しています。
手作り発酵食品のススメ|簡単で続けやすい発酵食品の作り方!毎日続けるコツ
発酵食品が「いい」と分かっていても、なぜ続かないのか?
発酵食品、流行っていますねー!
しかし、発酵食が体にいいと知っていても、なかなか続かない・・・
そんなお悩みありませんか?
友達が「塩麹」が美味しいよ、と教えてくれて作ってみたけど
結局、なにに使ったらいいのか、いつもワンパターンで・・・
そのうちやらなくなってしまった。
作ったはいいけど冷蔵庫で眠っている・・・
イマイチ使い方がわからない・・
そういったお悩みもよく聞きます。
今や、なんでも売っている時代。
スーパーやコンビニに行けば手に入る。
それでも作る意味は??
私も、そんなことを考えていた時期もありました。
よくある悩み「面倒くさい」「時間がない」「買った方が早い」
発酵食品は仕込んでから時間が必要。
日々の忙しさの中では、どうしても“後回し”になりがちです。
さらに
「温度管理が難しそう」
「道具を揃えるのが面倒」
といったイメージもあり、ハードルが高く感じられるんですね。
「続けられない」理由は、ハードルの高さと完璧主義
発酵食作りを始めると、
「毎日ちゃんと世話しないと」
「一回の失敗でダメになる」
と思ってしまいがち。
でも実は、もっと“ゆるく”始めてもいいんです。
大切なのは、「自分に合った続け方」を見つけることでした。
発酵食を手作りするメリットとは?
市販品と手作りの決定的な違い
市販の発酵食品は、確かに便利。
でも、防腐剤や保存料、甘味料などが使われていることも多く、
「本来の発酵パワー」
が失われていることもあります。
手作りなら、原材料を選べるのが最大の魅力です!
添加物についてはこちらをご覧ください。
「発酵食=無添加」は本当? 添加物の真実と自然な食の選び方を発酵教室での体験から
手作り発酵食品が健康にも心にも効く理由
発酵食は腸内環境を整える「善玉菌」の宝庫。
体の中から元気になれる感覚があります。
そして何より、
自分で作ったもので調理して食べる
ことが、深い満足感をもたらしてくれます。
菌を育てる
発酵させる
という過程が楽しく充実した気持ちにしてくれます。
「発酵食品 作り方」は意外とシンプル!まずはこれから始めよう
初心者でも失敗しにくい!定番の発酵食品レシピ3選
今やぬか床も、塩麹も売っています!
最初は買ったものでOK。
原材料を見て無添加のものを選びましょう。
【レシピ①】即席ぬか漬け(即席ぬか床で手軽に)
材料:
- 即席ぬか床(市販品でOKです!)
- 好きな野菜(きゅうり、大根、人参など)
作り方:
- 野菜を洗って、適当な大きさにカット。
- 即席ぬか床に入れて、ジップロックや保存袋で密封。
- 冷蔵庫で半日〜1日置くだけ!
※浅漬け感覚で楽しめる。朝仕込んで、夜ご飯に出せます。
【レシピ②】炊飯器で作る簡単甘酒
動画でご覧になりたい方はこちらから。
材料:
- 米麹 200g
- 炊いたご飯600g
- ぬるま湯 300ml(60℃前後)
作り方:
- 炊飯器の内釜にご飯を入れてほぐす。
- 米麹とぬるま湯を加え、全体をよく混ぜる。
- 炊飯器を「保温モード」にして、ふたを開けたまま布巾をかけて8〜10時間保温。
※途中で何度かかき混ぜると甘みが均一に。
【レシピ③】塩麹(万能発酵調味料)
材料:
- 米麹(ドライ) 200g
- 塩 40g
- 水 200cc
作り方:
- 材料を全部瓶に入れて混ぜる。
- 瓶に詰めて、常温で1週間ほど発酵させる(1日1回混ぜる)。
- 完成後は冷蔵庫保存で1ヶ月ほど日持ち。
※炒め物やスープ、ドレッシングにも使える万能選手。うちでは常に冷蔵庫に常備!
* 5 0 ℃ 〜 6 0 ℃ の 発 酵 器 で 6 〜 8 時 間 で も 良 い
手作り発酵食品を“習慣”にする4つのコツ
1日5分でできる「ながら仕込み」
掃除しながらぬかを混ぜる
鍋を煮てる間に甘酒を仕込む…など
「ながら」でOK。
すべての作業を分けずに“暮らしの一部”にしていくと、自然に続けられます。
常備菜として作り置きしておく
発酵食品は保存がきくので、常備菜にピッタリ。
週末に3〜4品仕込んでおくだけで、平日のごはん作りがグッとラクになります。
市販の発酵調味料をうまく取り入れる
全部を手作りしようとせず、
時には市販の味噌や塩麹を使うのも大いにアリ!
我が家でも市販品をベースに、自家製のものを少し足すようにしています。
気分が乗らない日は「食べるだけ」でOK
作る気が出ない日もあります。
そんなときは、ストックしておいた発酵食品を食べるだけで充分。
無理をしないことで、結果的に長く続けられます。
発酵食品をもっと楽しむために|知っておきたい豆知識
発酵の仕組みと菌の話(初心者向けにやさしく)
発酵とは「微生物(菌)の力を借りて、食材を変化させること」。
味噌の麹菌、ぬか漬けの乳酸菌、納豆の納豆菌など、
日本には古くから多様な“菌との共生文化”があります。
発酵食は日本の知恵!郷土料理に学ぶ
各地に伝わる漬物や味噌、醤油などは、発酵の技術そのもの。
現代の暮らしにも活かせる知恵がたくさん詰まっています。
地元のおばあちゃん直伝の味を受け継ぐのも素敵なこと。
まとめ|「買う」から「作る」へ。手作り発酵食品で暮らしが変わる
発酵食は、続けることで体に変化が現れ、楽しくなっていきます。
最初は難しく思えるかもしれませんが
「一品だけ」
「5分だけ」
「週末だけ」
から始めても大丈夫。
昔は「発酵食」なんて意識しなくても自然に身の回りにあるものが
発酵食や自然保存食品だったんですよね。
味噌、漬物、梅干し・・・
食事に必ずあるもの。
それが現代は意識しないと取り入れられないものになっている。
これをいい方に捉えて
「食」について見直すチャンスだと思ってやっていきたいものです ^ ^
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