私たちの生活の一部となっているお醤油作り。
田舎暮らしを始めてとてもいい出会いがありました。
それは調味料を手作りできること。
昨年の春に仕込んだお醤油を絞って
それがいよいよ手元にきます。
今日はお醤油の瓶詰めの様子をご紹介します。
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発酵食品を手作り、田舎暮らしを実践している椿留美子です。
東京から家族で移住、のんびり・・と思いきや、全く忙しい!
全然スローライフじゃないよ〜、と思いながらあたふたしています。
田舎暮らしの知恵と奥深さをお伝えしたいと
東京と田舎を行ったり来たりしながら発酵教室を開催しています。
手作り醤油 – 瓶詰めしていよいよお家へ持ち帰ります2025
手作り醤油を瓶へ
先日しぼったお醤油をしばらく寝かせておきます。
そうすることによって、オリを沈めていきます。
1〜2週間ほどおいてからいよいよ瓶詰め作業です。
待ってました!!
やっとわが家に今年のお醤油がやってきます。
もう、去年のお醤油が底をつきそうでヒヤヒャしていましたヨ。
まずはみんなの一升瓶を並べます。
大きな樽から瓶に入れていきます。
チューブから瓶へ移す方法で入れていきます。
お醤油のいい香り!
お醤油が瓶にうつされると嬉しくなってきます。
自分たちで天地返しをやって可愛がってきたものです。
愛おしい~!!
↑ こちらは数年前の様子。
お醤油作りを「村仕事」と呼ぶ
この1年かけてみんなで作る「お醤油作り」のことを
お醤油の絞り師さんは
「村仕事」
っておっしゃってたけど。
すっごくわかるなあ。
みんなでわいわい自分たちの調味料を作る。
たくさん作るから美味しい。
ぱん蔵の教室にもある「発酵クラス」も
そんなことがやりたくて始めたのでした。
発酵文化は昔からあって、自然の力を借りてありがたくいただく。
今、なんでもお店に行けば手に入る時代に
わざわざ時間をかけて大変なことをする。
当たり前だったことが、現在では手間がかかるものになっているんですね。
それでも興味があって、集まってしまうこの魅力。
だって美味しいんですもん!!
出来上がったお醤油を持ち帰るときの幸せ気分は
何ものにも変えがたいものです。
来年も美味しいお醤油を作るぞー!
ってまた元気に頑張りれます。
美味しいものって心をほっこりさせてくれて
活力にもなります。
こんな私たちの暮らし。
今回は初めての参加の仲間もいて
本当に喜んでくれていました。
さあ、次は来年のお醤油の仕込みが始まります!