草木染め体験で感じた、自然と生きる田舎暮らしの魅力|布マスクが「世界に一つ」の宝物に

田舎暮らし

初めての草木染め体験で感じた驚きと感動。

「こんな色が出るの⁉」

と大人たちが夢中になったワークショップの様子を紹介します。

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発酵食品を手作り、田舎暮らしを実践している椿留美子です。

東京から家族で移住、のんびり・・と思いきや、全く忙しい!

全然スローライフじゃないよ〜、と思いながらあたふたしています。

田舎暮らしの知恵と奥深さをお伝えしたいと

東京と田舎を行ったり来たりしながら発酵教室を開催しています。

 

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草木染めとは?自然の色をいただく手しごと

田舎暮らしで出会った「草木染め」は、

自然の植物から色をいただいて布などを染める

昔ながらの染色方法です。

 

 

一見地味に思えるかもしれませんが、

草木染めの魅力は、その奥深さと、植物との出会いという

“自然の一期一会”にあります。

 

私も田舎に移住してから初めて体験しましたが、

その不思議さと感動にすっかり魅了されてしまいました。

 

草木染めの魅力とは

 

草木染めでは、ヨモギや玉ねぎの皮、藍、桜の花びらなど、身近な植物を使います。

素材によって驚くような色が出ることがあり、

植物が本来持っている色とは全く違う色になることも!

 

例えば、緑のヨモギから淡い黄色が出たり、

茶色い玉ねぎの皮からはオレンジ系の色が染まったり。

一番驚いたのは桜の枝から「桃色」が出る、ということを聞いた時です。

 

 

初めて染めた時は、「えっ、これでこんな色が⁉」と自然の神秘に感動しました。

 

化学染料との違いと草木染めの特徴

草木染めは、化学染料に比べて色が薄く、落ちやすいという面もあります。

 

でも、それ以上に感じるのは、色のやさしさ、深み、そして何より

「自分で作った」

という楽しさと感動です。

 

自然からいただいた色だからこそ、

自然の恵みをいただいたような感覚になるのです。

 

草木染めと環境へのやさしさ

現代の暮らしでは、気づかないうちに環境へ負荷をかけてしまうことがたくさんあります。

草木染めは、自然にあるものを無理なく利用し、

使い切るという点でもとてもエコでサステナブル。

 

捨ててしまうはずの玉ねぎの皮も、染料として再利用することで、命を活かすことができる。

これは、私が行っている自然食の考え方ともつながっていると感じています。

 

田舎暮らしで出会った草木染め|初体験の記録

田舎に移住して友人と初めて教えてもらった草木染め。

素材は、地元の山で採れたヨモギと、ビワの葉っぱ。

 

 

今回は、赤ちゃん用のおくるみや肌着、子供用の洋服類、布巾、毛糸などを染めました。

それぞれ自由に染めていきました。

 

「これで染まるの⁉」驚きと感動の声

葉っぱを取ってきれいに洗って煮出していきます。

その液につけていくんですが、その草木によって

特徴があるので処理の仕方が変わってくるのです。

色止めにみょうばんを使ったり、木灰を使ったりします。
そういった細かいことも教えていただきます。

こんなふうに布に細工すると模様が出来ます。

どんな色になったでしょうか?

よもぎはやさしいみどり色になりました。

 

びわの葉はこんな色です。

染める素材によってこんなに変わってくるんですね。

何回か、染め液と色止め液につけてさあ、こんな感じに出来上がりました。

きれいに模様も出ています!

やった〜。

 

 

同じ素材でも違う色に!一期一会の自然の表情

慣れた方でも、その時の時期や気候によっても微妙に変わってくるらしく、

どんな色に染まるか出来上がるまでワクワクするそうです。

だから、まったく同じ材料・工程で染めても、毎回違う色になる。

 

これはまさに、自然が生み出す一期一会の芸術です。

そのときだけの、自分だけの色。特別なものを手にしたような気持ちになります。

 

コロナ禍の布マスクが生まれ変わる|ワークショップの裏側

もうひとつ印象深かった体験が、

コロナ禍に配られた布マスクをリメイクする草木染めワークショップです。

 

 

リメイクに込めた想い

コロナの初期に配られた白い布マスク、使い道に困って

引き出しにしまったままの方も多かったと思います。

私もその一人でした。

 

教室にずっときてくださっている生徒さんが、

糸紡ぎや染め物をやっている方で

ある時に素敵なストールをしてらしたんです。

それを見た他の方が「そのストールいいですね!」ということで

お話を聞くと、なんと布マスクをリメイクしたものだったんです。

 

それが素敵で、みんな「作りたい〜!」となったわけです。

 

大人が夢中になる創造体験

いざ染めてみると、真っ白なマスクがやさしいピンクやグリーンに染まり、

まるでアート作品のよう。

みんなも「これは使いたくなる!」「大事にしたい」と興奮気味に。

 

子どもの自由研究のような、大人の創造力が爆発する時間でした。

 

布マスクリメイクをもっと詳しく読みたい方はこちらからどうぞ。

布マスクがストールに変身 桜の落ち葉で草木染め体験 ぱん蔵の田舎暮らしのご紹介

 

草木染めで気づいた、自然とともに生きる感覚

私が草木染めを通して気づいたのは、

「自然の色をいただく」

という行為は、ただの染色ではなく

“自然と生きる”ことそのものだということです。

 

自然食と草木染めの共通点

 

私が行っている自然食講座でも

「自然の恵みを余すことなくいただく」

「感覚を研ぎ澄ませて食材と向き合う」

という考え方を大切にしています。

 

草木染めも同じ。

使わなくなった布や、捨てられてしまう素材を再活用しながら、

自分だけの色を作り出す。

 

こうした体験は、なかなか都会ではできません。

でも、自然とつながる時間は、心の豊かさや創造性を育む大切な要素だと感じます。

だからこそ、私はこうした体験の機会をもっと増やしていきたいと思っています。

藍染体験のお話はこちらから

ブータンってどんな国?草木染めから見えたブータンの暮らしと、私たちの幸せを見つめ直す時間

 

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発酵教室では伝統食、保存食を中心に昔ながらの知恵を楽しく作っていくレッスンを行っています。

発酵クラスでは3本の柱を作っています。

基本は

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「梅干」

「たくあん」

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みんな伝統食で保存食ですね。

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