2020年、世界を揺るがす「新型コロナウィルス」の拡大。
その時期、どんな生活を送っていましたか?
覚えていますか?
ちょうど、第二波が来る、と言われていた頃オンラインの講座に参加しました。
そのお話が今も色褪せることなく「重要な」内容だったので、再度考えてみたいと思い
今回こちらに書かせていただくことにしました。
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発酵食品を手作り、田舎暮らしを実践している椿留美子です。
東京から家族で移住、のんびり・・と思いきや、全く忙しい!
全然スローライフじゃないよ〜、と思いながらあたふたしています。
田舎暮らしの知恵と奥深さをお伝えしたいと
東京と田舎を行ったり来たりしながら発酵教室を開催しています。
「食で守ろう家族のいのち」〜新型コロナウイルス第二波に備えて〜
「体は食べたものでできている」
そう言われますね。
新型コロナウィルスの拡大で益々注目されるようになった「食べ方」。
当時(2020年)のお話会の様子を記したものがあるのでそのまま転載します。
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「食」と「身体」のことを研究・実践していらっしゃる
マクロビアンの橋本宙八さんがお話ししてくださいました。
そのお話がとってもよかったので、緊急にお話し会をしていただくことになりました!
なぜ緊急かって?
それは第二波が来る前、秋(と予想されている)までにやっておきたいことを
みなさんにお知らせしたかったからです。
世界をゆるがす伝染病
過去に伝染病と呼ばれる恐ろしい病気はいくつか聞いたことがあります。
ペスト、破傷風、人類を一番苦しめたと言われる天然痘など。
その中でも100年ほど前に流行したスペイン風邪は4000万人〜5000万人の死者を
出したと言われますが、実は1億人ほどだったという説もあります。
1億人の死者を出したということは、
世界で3人に1人が感染して20人に1人が死に至ったということです。
その数字を見るだけで恐ろしいですね。
スペイン風邪は収束に向かうのに2年くらいかかったということですが、その余波は30年続いたとも言われるそうです。
新型コロナウィルスはいったいどういう風になっていくんでしょうか。
とにかく身近なところからできることをやっていくしかないですね。
橋本宙八さんは
「生命はいい方向にしか向かわない」
とおっしゃいました。
今は大転換の時、大転換の機会だと。

橋本宙八さん
ウィルスというものの正体のお話
ちょうど私も「ウィルスとはなんぞや?」と思って勉強していたので
とても分かりやすく理解できました。
私が別のところで聞いた話だと、ウィルスのDNAって私たちのDNAの中にすでにあるんですって!
長い歴史の中でまさしく共生しているってことですね。

ワクチンの問題

ワクチンについては以前からいろいろな意見を聞きます。
予防接種をさせたくない、という保護者の方も増えたと思います。
私が学生のころは学校で集団予防接種というのがあって、親も私も受けるのが当たり前と思っていました。
ですので、自分の子供に対しても予防接種をするのが当たり前と思っていたんです。
でもある時、新聞で「予防接種どうしてる?」という冊子が紹介されているのを見つけて
興味があって取り寄せたんです。
そこから、私が今まで深く考えないで当たり前にやって来たことがガラガラと崩れました。
1冊の本で変わったんです。
その本には、予防接種の他に、食べ物や環境の問題などのことが書かれていました。
添加物って?電磁波って?そんなことに興味を持って疑問を抱くようになったきっかけです。
今でも教室にその冊子が置いてあって(かなり古くなっていますが)
生徒さんに見てもらっています。
そんな
「ワクチンの副作用の問題」や
「免疫の暴走」
「遺伝子組み換え」
のことも今回お話されました。
50年前の身体とは違って来ている〜免疫力の話
すでに私たちの身体は変化しています。
食に関していうと、戦後、食生活がガラッと変わり欧米化が進みました。
外食産業も増えて、コンビニという言葉が象徴するように便利で楽な食事法が増えました。

添加物や遺伝子組み換え食材も当たり前に出回っています。
そんな中で「免疫の暴走」が起こっている、というお話です。
数年前から言われていることは、戦中戦後生きて来た方は長寿で、
現在は長寿社会になっているが、団塊の世代から2〜3世代あとは、
変化した食生活やストレスの影響で短命社会になるのではないか、と聞いたことがあります。
確かに、身体の作りが違っていても当然だと思われるような目まぐるしい環境の変化です。
強い身体作りというよりは、強い医療に重点を置かれているかもしれません。
橋本さんはとにかく
「生活習慣病を改善すること」特に
「肥満が怖い」とおっしゃいます。
そういった環境の中で先ほど言った
免疫の暴走が起こる
というのです。
私たちは何をすればいいか?
ここからが本題です。
「家族の命は食で守る」
このことをもう何年も前から言ってらっしゃるのですが、今回も同じことなのです。
知っていることを淡々とやればいい。
ではその「知っていること」を知るためには?
そのために橋本さんは全国、世界を回って伝えていらっしゃるのです。
今回のパンデミック、第二波に備えるために
秋まで(特にお盆くらいまで)にやっておくべきこと
を提案してくださっています。
それは「食を整える」ということです。

そしてそれは地球という環境の中で支えられている
「自律神経を整える」ということでもあります。
その方法は何かを始めるとか、何かを取り入れるとかということではなく
何をやめるか
ということだそうです。
引き算の考え方なんですね。
これ、すごいと思いました。
私たちの生活にはいろいろなものが溢れすぎているんです。
引き算してどんどんシンプルにしていく。
残ったものが一番身体にも心にも大切なもの。
今も昔も繰り返し
このお話は2020年にされたものですが
現在も十分に同じことが言えますよね。
結局、何が大切で何をやるべきか
というのは変わらないのだと思います。
コロナから世界が急激に変わりました。
オンラインが普通になって、世界がますます近くなった。
そしてAIの著しい進歩。
この世界は私たちに何を示しているのでしょうか。
何をしろと?
自分でコントロールできないことが増えて
だからこそ、しっかり手綱を取っておかなければいけないことを自覚しなければ。
時短、コスパ優先の今、
自分自身を守る「強い身体作り」をしっかりやっていきたいものです。
そして「発酵食」が注目されているのも
全く逆の「待つ」ということを尊ぶ行動が重要視される表れなのでは。
私たちはどう進みましょうか。
本当に
大切な「生き方」を一緒に考えていく
そんな講座をやっています。
「暮らしに時間をかける」
そんなテーマを大切に暮らしていきたいと改めて感じました。



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