小麦は身体に悪いのか?|小麦体に悪いと言われる理由と昔ながらの小麦粉文化の話

田舎暮らし

小麦粉は本当に体に悪いの?

昔の人はどうやって小麦を食べていた?

小麦アレルギーやグルテンが話題の今、

自家製酵母パン講師が「小麦粉文化」と現代の食

発酵的な視点で見つめ直します。

 

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発酵食品を手作り、田舎暮らしを実践している椿留美子です。

東京から家族で移住、のんびり・・と思いきや、全く忙しい!

全然スローライフじゃないよ〜、と思いながらあたふたしています。

田舎暮らしの知恵と奥深さをお伝えしたいと

東京と田舎を行ったり来たりしながら発酵教室を開催しています。

 

小麦は身体に悪いのか?|小麦体に悪いと言われる理由と昔ながらの小麦粉文化の話

 

「今、グルテンフリーとか、小麦がよくない、というふうに言われることが多いと思うのですが

どう思っているかお聞きしたいです」

 

これは、私のメルマガ読者さんからいただいた、あるご質問です。

パン講師である私が、実はあまりパンを日常的に食べていないことから

読者の方が疑問を感じてくださったんですね。

グルテンフリーの情報があふれる今、

小麦は本当に身体に悪いのか

小麦アレルギーやグルテンとの関係性

そして昔の食生活との違いについて、私なりの視点で今日はお話ししたいと思います。

 

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小麦体に悪い?小麦=悪者説に感じる違和感

 

最近「小麦体に悪い」「グルテンは健康に悪い」という声をよく耳にします。

 

実際、グルテンアレルギーやセリアック病のような症状で悩む方がいることも事実です。

ただ、「すべての人にとって小麦は身体に悪い」と一括りにされてしまうことに、

私は少し違和感を持っています。

 

私はパン講師ですが、日常的にパンを食べているわけではありません。

パンは私にとって

「ちょっとしたご褒美」

「楽しい時間を演出してくれる存在」

 

焼きたてパンの香りは、子どもたちとの楽しい時間、

家族の笑顔と結びついていて、まさに「憧れの存在」でした。

 

グルテンが体に合わない方はもちろん避けるべきです。

でも、“パン=悪”という風潮には、もっと別の見方もあると思うんです。

 

昔の小麦粉文化と農家のお母さんから聞いた話

私がよく素材を仕入れさせていただく農家のお母さんと話していた時のこと。

小麦粉の話題になって、お母さんがこんなエピソードを話してくれました。

 

「昔は貧しい家も多かったけどね、うちは農家でまだ食料があったから冬になると多めにほうとうを作って、ご近所や親戚が取りに来てたのよ。鍋ごと持って行ったり、分け合ってたの」

 

その光景が目に浮かぶようで、とても温かい気持ちになりました。

また、別のおばあちゃんはこうも言っていました。

 

「朝は嫁が小麦をこねて“ほうとう”を打つのが当たり前だったのよ。夜はみんなでその“ほうとう”を囲んでね。おやつは薄焼き。小麦粉に卵と膨らし粉入れて、フライパンで焼くの。今でいうホットケーキみたいなものよ」

 

こうした話を聞いて

小麦粉は昔から人々の暮らしに根づいていたんだなぁ」

と感じました。

 

二毛作と共にあった粉もの文化

戦後しばらくの時代、日本の田舎ではお米と小麦を両方育てる「二毛作」が主流でした。

田んぼで米を作り終えた後、次の田植えまでの間に畑として小麦を育てていたそうです。

 

 

だから、農家の家には必ずと言っていいほど大きな容器に「蓄えた小麦粉」が常備されていたとか。

 

冬場は毎日のように小麦を使って料理し、

小麦粉文化が食卓にしっかり根づいていたんです。

 

それでも当時は「アレルギーなんて聞いたことがなかった」と多くの方が話します。

 

小麦アレルギーとグルテンの問題が増えた理由

現代では、小麦アレルギーやグルテン不耐性を持つ方が増えています。

それはなぜなのでしょうか?

 

私が感じているのは、「食べ過ぎ」という視点です。

 

昔と違って、今はいつでも、好きなだけ、手軽に小麦食品が手に入る時代。

パン、ラーメン、パスタ、ケーキ、スナック……。

 

 

「小麦は身体に悪いのか?」という問いは、実は「小麦を摂りすぎていないか?」という問いに置き換えて考えるべきなのではと感じています。

アレルギーの増加には、品種改良や添加物、農薬などの影響もあるでしょう。

でも、“摂りすぎ”という根本的な生活習慣の変化も

大きな原因の一つだと私は感じています。

 

小麦は身体に悪いのか?私の考え

私の考えは「人による。そして量による」です。

合わない方、症状が出る方はもちろん避けるべきです。

 

でも、体が受け入れられるなら、小麦と上手に付き合っていくこともできるはず。

 

実際、昔の人々のように

「季節の中で」「手間をかけて」「感謝して」

小麦をいただく暮らし方なら、小麦が悪者になることはないのではないでしょうか。

 

小麦粉そのものではなく、

「どう食べているか」「どれくらい食べているか」

とういうことが、健康に大きく関わっていると私は思います。

 

食べ過ぎない暮らしへ。発酵と自然食が教えてくれること

発酵食を通して私が学んだのは

「足し算より引き算の暮らし」

 

食べ過ぎず、シンプルに、でも丁寧に作って丁寧に食べる。

そういう食べ方をすると、身体も心も整ってくる。

 

そして、自家製酵母パン作りや、発酵クラスで出会う皆さんと一緒に学ぶ中で

「食べることの意味」

を再確認する機会が本当に増えました。

 

小麦も、米も、発酵も、昔ながらの知恵に支えられているんですよね。

 

 

まとめ|小麦を見直すことは、自分の暮らしを見直すこと

小麦は身体に悪いのか?

その答えは単純ではありませんが

「暮らしの中でどう付き合っていくか」

を意識することが大切だと思います。

 

便利さや手軽さに頼りすぎず、昔ながらの知恵や感覚に学ぶことで

きっともっと心地よい食との関係が築けるはず。

 

グルテンフリーが必要な方も、そうでない方も

自分の身体の声を聞きながら

ちょうどいい距離感で小麦と向き合っていけたらいいですね。

 

 


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発酵教室では伝統食、保存食を中心に昔ながらの知恵を楽しく作っていくレッスンを行っています。

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「梅干」

「たくあん」

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みんな伝統食で保存食ですね。

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