コロナやインフルエンザも自然治癒、ってびっくりされます。
発酵食と旬の自然食を中心に整えた私の暮らしから、食と健康の本質を体験を通してお伝えします。
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発酵食品を手作り、田舎暮らしを実践している椿留美子です。
東京から家族で移住、のんびり・・と思いきや、全く忙しい!
全然スローライフじゃないよ〜、と思いながらあたふたしています。
田舎暮らしの知恵と奥深さをお伝えしたいと
東京と田舎を行ったり来たりしながら発酵教室を開催しています。
食と健康の本当のつながりとは?自然食でコロナもインフルも自然治癒できた体験から学んだこと
なぜ「食」が健康のカギなのか?
体調不良が教えてくれた「身体からの声」
「なんだか最近、疲れが取れないな……」
そう感じたことはありませんか?
私も以前(芝居をやっていた頃)、本番前の稽古になると体調を崩しやすく
風邪や不調が長引くことがよくありました。
でも、そんな中でふと立ち止まり、
「こんな生活していていいのか?」と考えたのです。
稽古の合間にコンビニに走って、隙間でおにぎりを食べる。
稽古後にはバイトに走り、夜中に夕食。
吹き出物は出るし、不規則な食事で体調不良。
人前に出る仕事なのに、こんな人が舞台に立っていいのか?
そう思っていました。
なぜ、そんなにすぐに風邪をひくのか?
答えはシンプルでした。
——食べたもので、身体は作られている。
薬ではなく、自然の力を信じてみた
そこからの疑問で(まあ、色々な事情が重なって)
田舎移住を決めたのですが、その20年後に新型コロナウィルスの蔓延です。
そのころの私の記述です。
(2020年7月6日)
約半年ほど前から流行し始めた新型コロナウィルス。私たちの生活が一変しています。
過去の歴史から見ても100年に1度くらいにこの伝染病というものが世界を揺るがして
パンデミックが起こるという情報もあります。
その度に私たちは変化し、あるいは文明が進んだりして、私たちの方向性を問われているということになるようです。
日本では4〜5月にピークを迎えだんだん落ち着いてきましたが、検査が充実してきたこともあってまた感染者が増えつつありますね。
特に東京の方々は不安だと思います。満員電車も普通に復活しているらしいですし。
緊急事態宣言が解除されてから東京は4日連続の100人を超える感染者数が出たということで不安が高まっています。
今の累計感染者数が19522人(7月5日 厚生労働省発表・累計は4日集計)ということで
もうすぐ20000人になろうというところです。
これでも日本では一時期に比べると落ち着いている方ですが、毎日の情報をみると世界では大きく増えているのです。
そんなこともあって、
では私たちはどうすればいいのか?できることは何か?
と考えた時に身近なことでできることと言ったら「身体を整えていく」ということにたどり着くわけです。
ワクチンも特効薬もない今の状況で(その薬らが必ずしもいいものかどうかは分かりませんが)
できることと言ったら強い身体つくりという他はありません。
私もパン作りを教えていますが、パンというよりは「食」について何年も前から考え続けています。
パン教室をやっているのは「食」を考えるきっかけの一つと言えるのです。(2020年7月6日)
世の中がコロナウイルスで混乱する中、
私自身も感染のリスクを感じながら過ごしていました。
でも、私はコロナもインフルエンザもワクチンを打たず、
薬も使わず、自然治癒で回復してきました。
その背景には、日々の「食」があります。
特別なサプリや薬に頼るのではなく、旬の食材を使った自然食、
そして発酵食品を中心とした暮らし。
これこそが、私にとっての“最強の養生”だと感じています。
「何を食べるか」で人生が変わるという気づき
身体を整えていくということはもちろん「食べること」だけではありません。
適度な運動をしたり、環境もまた大きく左右してきます。
しかし「食べること」というのは万人に共通していることがあって、
誰しも食べないと死んでしまう
ということです。
身体は全て食べもので出来ているのです。
人間に限らず「生き物」と呼ばれているものはみんなそうですよね。
栄養をとって身体を作っていく。
生き物にとって基本のことだからこそ、身体にとって影響も受けやすい。
「食べる」ということは面白いもので人それぞれの嗜好があり習慣があります。
例えば1日3食、その時間になったらお腹が空いていなくても食べる、とか。
必ずこれを食べなくては1日が始まらない、とか。
その人のその身体を見て検証していくとその「食べる」という日常が見えてくるのです。
その結果が今の身体です。
生活習慣病を持っていたり、後天的な持病は「食習慣」が大きく影響しているようです。
身体を検証していくとその「食習慣」が見えてくるというのはすごいことですね。
もちろん遺伝的な要素もそこに含まれてくると思いますが、
それも「食べ方」を変えれば改善される場合もあるそうです。
それほど「食べる」って影響があるんですね。
今、飽食の時代とも言われていて食べ物が溢れています。(世界では格差が広がっていますが)
私たちの周りではコンビニに行けばいつでも食べ物が手に入り、お腹が満たされるわけです。
本能のままに食べ続けたら大変なことになりますよね。
でも不本意な摂生ばかりしていてはつまらない人生になるかもしれません。
「どう食べるか」に向き合っていくかは
私たちの人生を左右すると言ってもいい大事な問題なのかもしれません。
私たちは1日に3回、選択のチャンスを持っています。
それが「食事」です。
自然に沿った食事を続けることで、体だけでなく、心や暮らしの質も大きく変わっていく
——それが私の実感です。
コロナやインフルエンザも自然治癒できた私の食の習慣
風邪をひいても、自然に治る身体
私の田舎暮らしの中では、本当に一般的な風邪をひくことがなくなりました。
ウィルス性のコロナもインフルエンザも、薬やワクチンに頼らず自然治癒で乗り越えてきました。
もちろん高熱や咳などの症状が出ることもあります。
でも、そのたびに感じるのは、「身体の力ってすごい」ということ。
毎日の食事が、回復を支えてくれる
自然治癒を支えてくれたのが、毎日のごはんでした。私が意識しているのは以下のような食事です。
- 発酵食品(ぬか漬け、味噌、甘酒など)
- 季節の野菜や果物
- 自家製の常備菜や出汁の効いた味噌汁
- 雑穀入りのごはんや自然塩を使ったシンプルなおかず
旬を大切にする暮らし
「旬のものには、生命力が宿る」
これは私が心から信じていることです。
季節ごとにとれる野菜や果物には、その時期に必要な栄養がたっぷり詰まっています。
例えば、夏は身体を冷やす野菜、冬は身体を温める根菜。
自然のリズムに沿って食べることで、私たちの身体も調和し、
元気になると実感しています。
自然食・発酵食がもたらした変化
① 免疫力が安定した実感
昔は、風邪をひくと喉の痛みがずっと続き、治るまでに1週間以上かかることがありました。
でも今は、風邪をひくことはなく、調子が悪いかも・・・と思ったら
自然のお手当法で快復しています。
これは、毎日の発酵食や自然なごはんが、身体の内側から支えてくれているのだと思います。
② 食べることで心が整うように
旬のものを食べるようになると、季節を感じ敏感になってきます。
今年は雨が少ない、猛暑が続いて暑さに負けそう(植物が)・・・
など、常に自然に対してアンテナを張るようになってきます。
そのことで、自分は植物たちや地球に生かされている、と感じずにはいられなくなるのです。
感謝の気持ちが以前よりも大きくなりました。
③ 家族の体調や機嫌も変わってきた
自然食の効果を感じているのは、私だけではありません。
子供のアレルギーも身を潜めて、もちろん風邪もひきません。
田舎暮らし自体は大変なこともたくさんあるけど
「食」が豊か
ということがこんなにも身体も豊かにしてくれるんだ、と嬉しく思います。
私は発酵教室を10年以上やっていますが、生徒さんも
「すっごく勉強になる!」
「体調が良くなった」
「家族に食べさせてあげられて嬉しい」
「食事を大切にしようと思った」
など、特に長年通ってきてくださる方は変化を共有してくださいます。
忙しい毎日でもできる、小さな食の見直し
- 朝の味噌汁だけでも丁寧に作る
- 季節の食材をひとつ取り入れる
- 調味料を自然なものに変える(本物の味噌や醤油など)
どれも特別なことではありませんが、続けることで身体が確実に変わっていきます。
食と健康を学びたいあなたへ:まずできる3つのこと
① 発酵食を1品加えてみる
納豆、ぬか漬け、甘酒、味噌。
スーパーでも手に入るものから始められます。
毎日1品でも、腸内環境が整い、免疫力もアップします。
② 調味料から自然なものに変える
市販の調味料には添加物が多いものもあります。
まずは、塩・醤油・味噌の3つを見直してみてください。
それだけでも、食事の質はぐんと高まります。
③ 食べる前に「ありがとう」を言う
これはとてもシンプルですが、大切な習慣です。
いただいた命に感謝し、心をこめて食べる。
その気持ちが、食事の効果をより高めてくれます。
まとめ:身体は“食べたものでできている”という事実
体験から見えた、食と健康のリアルな関係
薬もワクチンも使わず、コロナやインフルエンザを自然治癒で乗り越えられたのは、
日々の食事と暮らし方のおかげだと感じています。
自然の恵みに感謝し、身体の声に耳をすませる。
——それだけで、私たちの力はもっと引き出せるのだと実感しています。
自分の身体を信じ、食べ物を見直すという選択
情報が溢れる現代だからこそ、「自分にとって本当に必要なもの」を見極めることが大切ですね。
以前、ある別の方の講演会を聞きに行った時にこんな事をおっしゃっていました。
とても大切なことだと思って今でも心に留まっているのでお伝えしたいと思います。
親(大人)が子供に伝える重要なことは
「食べ方」を教えること
勉強や社会の常識とかそういう問題ではない。
何をどうやって食べるか、そんなことは動物なら必ずやっていることだ。
狩の仕方、どうやって食べていくか、それが動物として生きていくという重大な教えなのです。
人間はその大切な事を忘れてしまったのです。
学問や社会常識、流行りなどにとらわれて本当に重要な事を伝えられずに現代に生きています。
もちろん私たちも教えられていません。
このことばがとても心に残っていて、今の私の生きていく指針になっているのです。
ご参考までに。
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