「塩」の選び方|自然塩の見分け方と人生が変わる“本物の塩”との出会い

田舎暮らし

「塩の選び方」で迷っていませんか?

白くて当たり前だと思っていた塩に衝撃を受けた20代の体験から、

自然塩の見分け方や、本当に美味しい塩との出会いを語ります。

塩なしパンの味もこっそり紹介!

 

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発酵食品を手作り、田舎暮らしを実践している椿留美子です。

東京から家族で移住、のんびり・・と思いきや、全く忙しい!

全然スローライフじゃないよ〜、と思いながらあたふたしています。

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東京と田舎を行ったり来たりしながら発酵教室を開催しています。

 

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塩の選び方|自然塩の見分け方と“人生が変わる塩体験”

白い塩だけが塩じゃない!「藻塩」との衝撃の出会い

「塩って白いものだと思ってたんです。」

これは、20代の私が心の底から驚いた体験でした。

ある日、おじゃましたお宅のキッチンに置いてあったのは、

白ではなくグレーがかった塩。

その名も「藻塩(もしお)」。

初めて見るその色合いに、思わず「これ、なんですか?」と質問してしまいました。

 

すすめられて少し舐めてみた瞬間、衝撃を受けました!!

「塩って、甘い!?しかも、めちゃくちゃ美味しい……!」

この一口の経験から、「塩」という存在に意識が向くようになったのです。

 

グレーの塩!?20代の私が衝撃を受けた本物の味

 

それまでの私は、塩といえばスーパーで買う真っ白な粉末。

見た目も味も、料理をしっかり「しょっぱく」してくれる、ただの調味料だと思っていました。

 

でも藻塩には、塩気だけでなく、旨味や甘味、まろやかさがあったんです。

それは、まるで海のミネラルをぎゅっと凝縮したような味わい。

「こんなにも違うんだ……」

それ以来、「塩の選び方」について深く考えるようになりました。

 

藻塩とは?自然塩の中でも人気の理由

藻塩は、海水と海藻(主にホンダワラ)を組み合わせて煮詰めた伝統的な製法の自然塩です。

ミネラル豊富で、味に深みがあり、日本人の繊細な味覚にもよく合います。

「自然塩 見分け方」を知りたい方にとって、

藻塩はまさに“本物”を知る入り口。

美味しさだけでなく、体にやさしい塩としても注目されています。

 

私はおむすびを握るのに「とっておきの塩」として使っています ^ ^

 

自然塩と精製塩の違い|塩の種類を正しく知ろう

精製塩と自然塩は何が違う?

スーパーに並ぶほとんどの塩は「精製塩」と呼ばれるものです。

これは、海水などから塩化ナトリウムを取り出し、ほぼ純粋な形に精製されたもの。

一方、「自然塩」とは、天日干しや釜炊きなどの伝統的な方法で作られ、

ミネラルを多く含む塩のことを指します。

 

「ミネラルたっぷり」はなぜ体にいいのか

自然塩に含まれるマグネシウムやカリウム、カルシウムなどの微量ミネラルは、
私たちの身体にとって欠かせない栄養素です。

精製塩ばかり摂っていると、塩分は足りていても、ミネラルが不足してしまう可能性があるのです。

「同じ“塩”でも、体に与える影響はまったく違う」──この違いを知ったとき、食卓にある塩を見直さずにはいられませんでした。

 

スーパーで買える自然塩とおすすめの選び方

ありがたいことに、最近ではスーパーでも自然塩が手に入るようになってきました。

おすすめは、「原材料:海水」「製法:平釜」などと記載されたもの。

ラベルをよく読み、「食塩相当量」以外に

「マグネシウム」や「カルシウム」

などが記載されていれば、それはミネラル豊富な自然塩です。

 

【精製塩と自然塩の比較表】

項目 精製塩(食卓塩) 自然塩(天日塩・藻塩など)
原材料 主に海水、岩塩 海水や岩塩、海藻など
製法 化学的にナトリウムだけを取り出す精製工程 天日干し、釜炊きなどの自然な製法
主な成分 塩化ナトリウム(NaCl)99%以上 塩化ナトリウム+マグネシウム・カリウムなど
ミネラル含有量 ほぼゼロ 多種多様な微量ミネラルを含む
味の特徴 とがった塩気・単調な味 まろやか・甘みや旨みを感じる
身体への影響 ミネラル不足になりやすい ミネラルバランスが保たれやすい
価格 安価(大量生産) 高価(手作り・伝統製法)
どこで買える? スーパー、量販店など 自然食品店、ネット通販など

 

自然塩の見分け方|ラベル・原材料・製法をチェック!

成分表示でわかる!見落としがちなポイント

  • 「原材料:海水」のみ→OK
  • 「原材料:塩化ナトリウム」だけ→NG(精製塩)
  • 「工程:天日干し」「釜炊き」など自然な製法→OK

 

「国産=安心」ではない!自然塩の落とし穴

意外かもしれませんが、「国産」だからといってすべてが自然塩ではありません。

「輸入した原料を使って日本で加工しただけ」という商品もあります。

しっかりとした製法を明記しているか、信頼できるメーカーかも大切なチェックポイントです。

 

料理に合わせて選ぶ塩の種類と風味の使い分け

  • パンやお菓子作り:まろやかな藻塩や焼塩
  • 和食:にがりを含む粗塩や天日塩
  • サラダや仕上げ用:フレーク状の海塩や岩塩

料理に合わせて塩を使い分けると、味わいがグッと深まります。

 

塩がなければパンはマズい!?塩の大切さを体感した話

「塩なしパン」ってどんな味?パン教室での実験談

私はパン教室も主宰していますが、

塩を入れ忘れて「塩なしパン」を焼いたことがあります。

 

その味は……正直に言って、かなりマズい(笑)

 

味がぼやけて、どこか間抜けなパンになってしまうんです。

 

塩梅(あんばい)とはまさにこのこと

「塩梅(あんばい)」とは、もともと“料理の味加減”という意味。

食酢が普及する前は料理の味は「塩」や「梅酢」が使われていて

そこから良い味加減を「良い塩梅」といったそうです。

 

そして物事の状態を表す言葉としても使われるようになっていますね。

料理の味を決めるのは塩加減であり、それは人生にも通じると感じています。

やりすぎても、足りなくてもダメ。ちょうどよく、心地よく。

「塩」は味だけでなく、私たちの生き方そのものに寄り添っているのかもしれません。

 

料理も人生も「塩加減」が味を決める

ちょっと濃いめの日も、薄味の日もある。

でも、それを自分で調整できることが、暮らしの豊かさじゃないでしょうか。

だからこそ「塩の選び方」は、自分の“暮らしの選び方”でもあるのです。

 

まとめ|“おいしい塩”との出会いが暮らしを変える

毎日の塩を変えるだけで、食卓の幸せが変わる

塩は、毎日の料理に欠かせないもの。

だからこそ、ほんの少し“いい塩”を選ぶだけで、食卓に幸せの粒が増えるんです。

 

まずは手に取って、なめてみる。それが始まり

難しく考えず、まずは気になった自然塩を手にとって、なめてみてください。

「塩って、こんなに美味しいんだ」

その感動が、あなたの暮らしを変えていく第一歩になるかもしれません。

 

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塩を変えると、暮らしが変わる。

あなたのキッチンにも、“本物の塩”との出会いがありますように。

 

 

 

 

発酵教室について

発酵教室では伝統食、保存食を中心に昔ながらの知恵を楽しく作っていくレッスンを行っています。

発酵クラスでは3本の柱を作っています。

基本は

「味噌」

「梅干」

「たくあん」

この3つがあれば人は元気に生きられるんです!

みんな伝統食で保存食ですね。

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