冷蔵庫の肥やしにしていませんか?
冷蔵庫の奥で眠っている「塩麹」、実はお肉をつけるだけじゃもったいないんです。
いつものスープやドレッシング、さらにはパンケーキまで!
塩の代わりに使うだけで劇的に美味しくなる、
塩麹の意外な使い回し術をお伝えします。
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発酵食品を手作り、田舎暮らしを実践している椿留美子です。
東京から家族で移住、のんびり・・と思いきや、全く忙しい!
全然スローライフじゃないよ〜、と思いながらあたふたしています。
田舎暮らしの知恵と奥深さをお伝えしたいと
東京と田舎を行ったり来たりしながら発酵教室を開催しています。
毎朝メールより音声配信をしています。
このお話を音声で聞きたい方はこちらから
【塩麹が余ったら】冷蔵庫の肥やしを救出!毎日のおかずが劇的に変わる使い回し術
冷蔵庫のドアポケット、そっと覗いてみてください(笑)
皆さんのご自宅の冷蔵庫、ちょっと開けてみていただけますか?
ドアポケットの奥のほうで、数週間前、あるいは数ヶ月前に張り切って仕込んだ塩麹が、半分くらい残ったまま静かに眠っていませんか(笑)
「お肉を柔らかくするって聞いたから作ってみたけれど、鶏肉を漬け込む以外に使い道がわからない」
「レシピをいちいち調べるのが面倒で、気付いたら賞味期限が気になりだしている」
そんなふうに悩んでしまうこと、ありますよね。
せっかくの麹の命がそこで止まってしまうのは、本当にもったいないんです(><)
塩麹というと、どうしても難しいもの、お肉を漬けるための特別な調味料と構えてしまいがちです。
でも、実はそんなに難しく考える必要はありません。
私自身、日々の暮らしのなかで塩麹をどう捉えているかというと、シンプルに塩の代わりであり、化学調味料の入っていない万能コンソメなんです。
塩麹に含まれる酵素が、食材のデンプンを糖に、タンパク質をアミノ酸に変えてくれます。
つまり、お鍋にポンと入れるだけで、勝手に甘みと旨味を足してくれるんですよね。
まさに旨味の塊です。
だから、何にどう使えばいいの?
と悩んだら、普段のお料理で塩を使う場面を思い浮かべてみてください。
そこに塩麹を代用するだけで、いつものおかずがびっくりするほど美味しくなりますよ!
塩の代わりに入れるだけ!万能コンソメとしての実力

お肉を漬け込むのはもちろん美味しいんですが、それだけじゃありません。
野菜炒めや煮物を作るとき、お塩の代わりに塩麹を少し入れてみてください。
野菜本来の甘みがぐんと引き立って、まるで丁寧に時間をかけてお出汁を取ったような深みが出るんです。
私はよく野菜スープを作るんですけど、本当にお出汁がいらなくなります。
ちょっと入れるだけで、お野菜からの出汁と塩麹だけで味がバシッと決まります。
教室で生徒さんたちにお出ししたときも
「コンソメとかスープの素入れてないんですか?」
「優しいお味ですっごく美味しい!」
と驚かれます(笑)
インスタントのスープや、いつものお味噌汁に小さじ1杯程度足すのもおすすめです。
味の角が取れて、まろやかでなんだか高級感のある味に変わるんですよね。
洋風のポトフやトマトスープともすごく相性がいいので、我が家でも大活躍しています。
そしてもう一つのお楽しみが、お菓子作りに使う裏技です。

パンケーキやマフィンの生地に、ほんの少し塩麹を混ぜて焼いてみてください。
酵素の力で生地がしっとりふんわり焼き上がるのはもちろん、
食べると塩キャラメルのようなコクのある甘さが広がるんです。
「ただのお塩を入れたときとは全然違う!噛めば噛むほど味が出る!」
って、みなさん目を丸くして喜んでくださいます。
お菓子に塩麹なんて意外かもしれませんが、これを知ってしまうともう手放せなくなりますよ(笑)
ちなみに、塩の代わりに使うときの目安ですが、
だいたい塩の量の約2倍と覚えておいてください。
レシピに塩小さじ1と書いてあったら、塩麹小さじ2に変えるだけです。
これなら失敗知らずで、今日からすぐに試せますよね。
余った塩麹で作る、デパ地下顔負けの極上ドレッシング

もう一つ、冷蔵庫の塩麹を一気に消費できるおすすめの使い方が、手作りドレッシングです。
以前のラジオで玉ねぎ麹のドレッシングをご紹介しましたが、もっともっとシンプルに作れるんですよ。
ベースにするのは、
塩麹
オリーブオイル
そしてお酢(またはレモン汁)
の3つだけです。
これをただ混ぜるだけで、デパ地下のお惣菜コーナーで買ってきたような、
とってもリッチな味わいのドレッシングが完成します。
玉ねぎドレッシングのお話はこちら
【無添加貧乏からの卒業】1本800円のドレッシングを買わなくなる、「目からウロコ」の計算式
市販のドレッシングって、どうしても添加物や不自然な甘さが気になったりしますよね。
でも、この塩麹ドレッシングなら、化学調味料は一切なし!
それなのに、野菜がいくらでも食べられちゃうくらいコクと旨味があるんです。
お好みで黒こしょうをガリッと挽いたり、すりおろしたニンニクを少し加えたり、アレンジも自由自在です。

たくさんの調味料をあれこれ計量して合わせる必要がないので、忙しいときほど本当に助かります。
塩麹が1本あるだけで味が決まるなんて、最強の時短ツールだと思いませんか?
毎日のご飯を楽にするのが「発酵」の本当の力
最近の北杜市は少し暖かい日が続いていたんですが、今日はまたひんやりとした寒さが戻ってきました。
実は今日、私の教室では今年のお醤油仕込みがいよいよスタートするんです。(2026.3.1現在)
東京からもたくさんのメンバーさんが集まってくださって、昨日からワクワクしっぱなしです(笑)
みんなでワイワイ言いながら麹と塩を混ぜ込んでいく、手を動かす。
そんな時間が私は本当に大好きなんです。

私の「発酵コミュニティサロン」
でもお伝えしているんですが
発酵って、特別な日のための特別な料理を作るものじゃないんです。
毎日のご飯づくりを、もっと楽に、もっと美味しくするための心強いパートナーなんですよね。
お醤油、みりん、お砂糖、とたくさんの調味料をきっちり計らなくてもいい。
とりあえず塩麹を入れておけば美味しくなるという安心感が、キッチンに立つ私たちの気持ちをどれだけ軽くしてくれるか。
1グラムの計量ミスを気にしてピリピリするよりも、
てきとうにポンと入れて「美味しいね!」って笑い合える食卓のほうが、ずっと幸せですよね。

だからこそ、冷蔵庫の奥で塩麹を眠らせておくのはもったいないんです。
まずは今日の卵焼きに少し混ぜてみたり、納豆のタレの代わりに使ってみたりしてください。
使い切ったら、また新しい麹を足して育てていく。
そうやって菌と一緒に暮らしていく感覚が、あなたの毎日をちょっとずつ豊かにしてくれるはずです。
今すぐ冷蔵庫を開けて、あの瓶を救出してあげてくださいね(笑)
あなたの発酵暮らしが、また一歩楽しく進化しますように!



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