「腸活疲れ」していませんか?
発酵講師の椿留美子が、30代での腸の病気の実体験から気づいた
「腸育」という考え方をお伝えします。
効果を追うのをやめて、
腸と友達になる毎日の発酵生活のヒントを。
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発酵食品を手作り、田舎暮らしを実践している椿留美子です。
東京から家族で移住、のんびり・・と思いきや、全く忙しい!
全然スローライフじゃないよ〜、と思いながらあたふたしています。
田舎暮らしの知恵と奥深さをお伝えしたいと
東京と田舎を行ったり来たりしながら発酵教室を開催しています。
毎朝メールより音声配信をしています。
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毎日ヨーグルトを義務で食べていませんか?——「腸活」から「腸育」へ、ゆるっとシフトする方法
「腸活、やってみたけど、なんか疲れてきた。」
そんな声、最近すごくよく聞くんですよね。
毎日ヨーグルトを食べて、 乳酸菌のサプリも飲んで、 オリゴ糖も入れて、 食物繊維も意識して摂って。
でも何かが変わった気がしない。 そしてある日から「やらなきゃ」が義務になっていく。
健康のためにやっているのに、 なぜかプレッシャーになってしまう。
これって、「腸活疲れ」かもしれません。
今日は、そこから一歩ゆるめるための考え方——「腸育」についてお話しします。
「腸活疲れ」していませんか?

義務になっていく腸活の落とし穴
ヨーグルト、納豆、食物繊維、オリゴ糖。 毎日の食事の中に「腸のために何かをしなきゃ」が、少しずつ積み重なっていきます。
記録をつけて、
「今日のお通じはどうだったか」
「昨日の発酵食品が効いた気がする」
と、腸の成果をずっと追いかけ続ける。
でも、腸って、評価される場所じゃないんじゃないかな。
って私は思うんです。
「もっといいサプリに変えれば?」が始まったら要注意

「これだけやってるのに全然変わらない。 この乳酸菌、私の腸には合ってないのかな。 もっといいサプリに変えた方がいいのかも。」
こういう思考が始まると、 もう
「腸のために何かをしないといけない」
というプレッシャーになってくるんですよね。
健康のためにやっているのに、なぜかストレスになる。
これが腸活疲れのサインだと思います。
「腸育」って何?自家製酵母が教えてくれたこと
酵母と腸の、意外な共通点

私が「腸育」という言葉をなんとなく意識するようになったのは、 自家製酵母のパンを焼き続けてきたからかなって思っています。
酵母って、育てるものですよね。
毎日様子を見て、 声をかけるように観察して、
「今日は元気だな」
「ちょっと疲れてるかな」
って、感じながら付き合っていく。
「早く発酵して」と思っても、 酵母はそのペースで動かない(笑)。
でも、そのペースを無理に変えようとすると 逆においしくなくなってしまうんです。
腸って、似てると思いませんか?
「早く変われ」
「もっと効果を出せ」
と追いかけると、 むしろうまく回っていかない。
環境を整える、ということ

腸育っていうのは、 腸に何かを強要するんじゃなくて、
腸が居心地よく暮らせる環境を整えること。
だと私は思っています。
「効果を出させる」じゃなくて、
「いてくれてありがとう」の気持ちで関わること。
そこが出発点です。
30代の経験が、私を変えた
腸の病気で、2年続けて入院したころ
実は私、30代のころに腸の病気で入院したことがあります。
2年続けて、同じ病気で。
その時からですね、 自分の腸と向き合うことが増えました。
腸に手を当てながら
「今日の調子はどうかな」
って確認するような習慣が、自然とついていったんですよね。
それまでは、体のことをどこかで「当たり前に動くもの」だと思っていたかもしれない。
でも入院して、
「腸がしんどいと、こんなにも毎日がしんどくなるんだ」
と体で知ってから、 腸への見方がすっかり変わりました。
「今日も一日ありがとう」——今でも続けていること

今でもね、寝る前に腸に手を当てて、
「今日も一日ありがとう」
って、心の中でつぶやいてから眠りにつきます。
なんか変な人みたいですよね(笑)。
でも、これが私の腸との付き合い方の原点なんです。
腸って毎日ものすごい仕事をしてくれているわけですよ。
消化して、吸収して、排出して。
免疫にも関わって、気分にも関わって。
それを「ちゃんとやれているか」と監視するんじゃなくて、
「今日もありがとう」と感謝する方が、 なんかしっくりくるんですよね。
腸育の実践は、ずっとシンプル
「意識していない」が、一番の証拠

正直に言うと、 私自身は「腸のために何かをしよう」とあまり意識していないんです。
でも振り返ってみると、
玄米を食べ始めてから腸の調子が整ってきたな、とか。
梅干しを毎日の食卓に置くようになってから、 冷えが気にならなくなってきたな、とか。
気づいたら続いていた。
それが腸育かなと思っています。
義務で始めたものは、続かない。
でも「なんか体がいい気がする」
「なんか好きだな」で始めたものは、
自然と暮らしの中に根づいていくんですね。
今、豆乳ヨーグルト作りにはまっています

最近、豆乳ヨーグルトを手作りするのがおもしろくて。
ずっと前からやってはいたんですが、引っ越して環境が変わると
また違った感じになって結構失敗続きです笑
でもそれが面白い!
乳酸菌を育てる工程は、酵母を育てる感覚に似ていて、
「今日はどのくらい発酵が進んだかな」
と見るのが毎日の楽しみになっています。
昨日もお豆腐クラスの時に乳酸菌を仕込んでいるのを見て
生徒さんが「これ、なんですか?」って。
「乳酸菌を育てているんだよ」と話したら、すごく興味を持ってくれて。
そういう会話が生まれること自体が、 発酵のある暮らしの豊かさだなと思いました。
「食べなきゃ」をやめて「どうぞ」にする

発酵食品も、梅干しも、玄米も、 「やらなきゃ」じゃなくて、食卓にそっと忍ばせておく。
「今日もよかったらどうぞ」 という感じで置いておく。
義務じゃなくて、友達へのおすそわけみたいな感覚で。
そうすると、不思議なもので プレッシャーがなくなると
むしろ自然と手が伸びるようになるんですよね。
体って正直だなと思います。
腸と友達になるということ
調子が悪い日があっても、 「あ、今日はそういう日なんだな」 って見てあげる。
逆に調子がいい日は、 「今日も元気だね、ありがとう」 って、ちょっと嬉しくなる(笑)。
「早く元気になってよ」と急かさないこと。
この「一緒に生きている感覚」が、 腸育の一番の核だと私は思っています。
腸育って、結局、
自分の体を信頼すること
なんだと思うんです。
効果を追いかけるより、 腸の様子をそっと見守る。
プレッシャーじゃなくて、友達感覚で。
それが、長く続く発酵生活の土台になります。
一緒に「腸育」の暮らしを始めませんか?
私が主宰している「ゆるり発酵サロン」では、 まさにこの腸育の考え方をベースにした発酵生活をご一緒しています。
「ちゃんとやらなきゃ」という気持ちが 少しゆるっとほどけていく場所です。

先日のお豆腐クラスには、大学時代に菌の研究をされていた高校の先生が来てくださいました。
以前もサロンで「菌のお話会」をしていただいたことがあって、 今回また
「チーズの菌についてのお話パート2」
をしていただけることが決まりました!!
さらに、その流れで「チーズ作りの合宿もしたい」という話まで出ていて(笑)、
どんどん面白くなってきています。
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