半断食セミナーで学んだ
「噛むこと=宇宙の営み」
という深い哲学。
ただ消化に良いだけではない、
私たちの命と地球をつなぐ咀嚼の秘密を、私の体験談とともにお話しします。
毎日の食卓が少しだけ尊く感じられる、そんなお話です。
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発酵食品を手作り、田舎暮らしを実践している椿留美子です。
東京から家族で移住、のんびり・・と思いきや、全く忙しい!
全然スローライフじゃないよ〜、と思いながらあたふたしています。
田舎暮らしの知恵と奥深さをお伝えしたいと
東京と田舎を行ったり来たりしながら発酵教室を開催しています。
毎朝メールより音声配信をしています。
このお話を音声で聞きたい方はこちらから
【一口の奇跡】よく噛むだけで地球とつながる?マクロビの深いお話

「半断食セミナー7日間」の体験談をお届けしているシリーズ。
今回は3回目になります。
1回目、2回目では、極限まで体を絞り込んで細胞をよみがえらせる「オートファジー」のお話などをさせていただきました。
今回はそこからさらに視点を広げて、私が講義を聞いてハッとさせられた
「地球規模のつながり」
についてお話ししたいと思います。
少し壮大なテーマに聞こえるかもしれませんが、実は私たちの「口の中」で、毎日起きている奇跡のようなお話なんです。
第1回目 想像を絶する排毒のリアル|限界まで体を絞る7日間の半断食で私に起きたこと
第2回目 限界の先で気づいた細胞の力|「オートファジー」で蘇る食の本当の意味
食べ物が勝手に消える!?一口200回の壮絶な体験

セミナーでは、体を動かして排毒するだけでなく、座学の講義も1日2回ありました。
その中で非常に大切にされていたテーマの一つが
「咀嚼(そしゃく)」つまり「噛むこと」でした。
皆さんは普段の食事で、どれくらい噛んでいますか?
忙しいとつい、あまり噛まずに飲み込んでしまうことも多いですよね。
私も実はそうなんです。
小さい頃から「噛まない派」で、すぐに飲み込んでしまう癖がありました。
今回のセミナーでは、そんな普段の習慣を覆す
「一口につき200回噛む」
ということをみっちりやってきました。
これがもう、本当に大変で(笑)。
普段から噛むことに慣れていないと、気を抜くと食べ物が勝手に喉の奥へ流れて、飲み込まれていってしまうんです。
200回も噛まないうちに、口の中から食べ物が消えてしまうんですね。
だから、「いかに食べ物を口の中に残したまま、一生懸命噛み続けるか」という戦いでした。
最後の方は、食べ物と唾液が混ざって完全な「水」のような状態になるんですが、それでもひたすら噛み続けるんです。
最初の1日、2日目は、慣れないことをしすぎたせいで、なんと
こめかみが筋肉痛になってしまいました・・・。
「普通にパクパク食べたいなあ……」
なんて思いながら、必死に噛んでいたのを思い出します(苦笑)
口の中で摩擦と熱が生まれるとき

でも、講義でお聞きしたお話は、
「消化にいいから噛みましょう」
というような単純なレベルのものではありませんでした。
もっともっと深く、スケールの大きなものだったんです。
それは、
噛むという行為は、地球の始まりと同じ現象である
ということ。
えっ、どういうこと!?って思いますよね。
はるか昔、地球という星が誕生したときのこと。
宇宙空間にあった無数の岩石や塵のようなものが、猛烈なスピードでぶつかり合い、砕け、激しい摩擦を起こして、ものすごい熱とエネルギーを生み出したそうです。
そのエネルギーの塊が融合してできたのが、私たちの住むこの地球です。
実は、私たちが食べ物を口に入れて噛むという行為は、これと全く同じ現象だと言うのです。
外から取り入れた食べ物を、
上下の歯で力強くぶつけ合い、砕き、すりつぶしていく。
その物理的な衝突と摩擦によって、口の中では目に見えない
「生命のエネルギー」
が爆発的に生み出されているんですね。
そして、そのエネルギーこそが私たちの体の源になっていく。
つまり、私たちの口の中では、食事のたびに小さな宇宙の創造が行われているということなんです。
薪ストーブの炎と「炭で咲くお粥」

この「エネルギー」の話を聞いたとき、私は普段の北杜市での暮らしを思い出しました。
私は自宅で薪ストーブを使っているのですが、講義の中で先生が
「薪ストーブは医療だ」
とおっしゃっていたんです。
最初はピンとこなかったのですが、薪が燃えて炭になっていく様子や、ずっと見つめていられる炎のゆらめき。
あの熱と光のエネルギーには、たしかに人の心と体を深く癒やす力があると感じます。
また、
炭で炊くお粥は、お米の花が開く
というお話もされていました。
電気やガスとは違う、自然の木や炭から発せられる熱エネルギーが、食材の生命力を最大限に引き出すのだと思います。
岩石がぶつかり合う摩擦の熱、薪ストーブの炎の熱、そして私たちが歯をぶつけ合わせて生み出す口の中の熱。
火のエネルギーを取り入れることも
自分で噛んで熱を生み出すことも
同じ命の営みなんだと感じました。
すべてが、同じ自然の、そして宇宙のエネルギーとして繋がっているのだと感じました。
完璧じゃなくても、一口一口を尊く味わう

私たちがただ生きるため、お腹を満たすために何気なくやっている「食べる」という行為。
それが実は、地球や宇宙の壮大な営みとダイレクトに繋がっていたなんて、本当に衝撃でした。
私という小さな存在は、決して一人で生きているわけではなく
大いなる自然や宇宙の循環の一部として生かされている。
人間の体は小宇宙であるという、マクロビオティックや東洋思想の深い哲学に触れた瞬間でした。
極限の空腹状態で、こめかみを筋肉痛にしながら必死に噛み続けたからこそ、この
食と命、そして宇宙のつながり
が、より深く私の心と体に響いたのだと思います。
だからといって、「明日から毎食、絶対に200回噛まなければ!」と思う必要はなくって。
私はもうセミナー明けは普通の食べ方に戻っています笑
ただ、ふとした時に「あ、今私の口の中でエネルギーが生まれているんだな」と思い出す。
一口一口の食べ物を大切にして、しっかり噛み砕く。
その日常の小さな行為が、いかに尊いものなのか。

そう意識するだけで、毎日の食卓が、ほんの少しだけ
豊かで愛おしい時間に変わるのではないでしょうか。
次回は、この7日間の半断食体験を経て、私がこれから皆さんにお伝えしていきたい
「本当の暮らし方」
「自然食の意味」
について、集大成としてお話ししたいと思います。
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