「自然派なのに完璧にできない」
その罪悪感、手放していいです。
山梨移住後7年間の穀物菜食生活を経て気づいた
ゆるく続けるためのヒントと
手作り味噌が仲間を驚かせた実話を話します。
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発酵食品を手作り、田舎暮らしを実践している椿留美子です。
東京から家族で移住、のんびり・・と思いきや、全く忙しい!
全然スローライフじゃないよ〜、と思いながらあたふたしています。
田舎暮らしの知恵と奥深さをお伝えしたいと
東京と田舎を行ったり来たりしながら発酵教室を開催しています。
毎朝メールより音声配信をしています。
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「買うことへの罪悪感」は今日で手放す——完璧な自然派より、20年続く「ゆるり派」の勝利

先日、開業仲間が新しいアトリエにお祝いで来てくれました。
醤油の仕込み樽を見てもらったり
ちょうど梅干しを仕込んでいたので興味を持ってもらったり。
手作り調味料を使った夕飯に
「調味料がいいのよ」
と喜んでくれたり。
翌朝の手作り味噌のお味噌汁を飲んで、 その場にいた全員が
「めちゃくちゃ美味しい!」
と言ってくれて、 皆さんに味噌を持って帰ってもらいました。
その時に言ってくれた一言が、心に刺さったんです。
「こういう暮らし方があるんですね」
自分では当たり前になっていたことが、 他の人の目には
そんなふうに映るんだと改めて気づいた瞬間でした。
この言葉から思うところがあって、今日はこういう話をしてみたいと思います。
「自然派を目指しているのに完璧にできない」
——その罪悪感を手放すお話です。
山梨に移住して、穀物菜食を7年やってみた
きっかけは子どもの体と、自分の体だった

東京にいた頃から、食材にはこだわりたいと思っていました。
オーガニックの宅配を取っていて、 添加物には気をつけていたけれど、 お肉もお魚も卵も、普通に食べていたんです。
それが山梨に移住してから、
「動物性の食材をやめてみよう」
と思い立ちました。
きっかけは子どもたちの体のことでした。
上の子のアトピーや喘息はだいぶ落ち着いていたんですが、
下の子がまだ喘息が残っていて、ひどい時はひどかった。
それを何とかできないかな、ということと、
自分自身も長年お芝居をやってきて体が疲れてきていた。
花粉症や鼻炎のアレルギーもあって、それも改善したいと思っていました。
「人体実験」として、ゆるく始めた
「よし、やってみよう」という感じで始めたのが正直なところで、 当初から
「一生続ける」という気負いはなかったんです。
人体実験みたいな感じで(笑)。
それが気づけば7年になっていました。
息子の中学弁当も動物性なし——それでも続けられた理由

家族が文句を言わなかった、ということ
その頃、息子がちょうど中学生だったので、毎日お弁当が必要でした。
お肉も卵も使わないお弁当を、育ち盛りの息子に作り続ける。
「それ、嫌がりませんでしたか?」とよく聞かれます。
幸いなことに、二人ともそこまで文句を言わなくて。
「うちはそういうおうちだよね」
みたいな感じで割り切ってくれていて、 本当にありがたかったなと思います。
夫もそもそもお肉が大好きというタイプではなかったので、
家族全員が穏やかに受け入れてくれた。
それがあったから続けられたんだと思います。
誕生日とクリスマスだけは「好きなものリクエスト」ルール

ただ、完全に縛っていたかというと、そうではなくて。
家族それぞれの誕生日とクリスマスだけは、「好きなものリクエストしていいよ」というルールにしていました。
チャーシュー麺を作ったこともありました。
チャーシューから手作りして、ラーメンにして。
焼肉やハンバーグの時もあったし、角煮をリクエストされることもあって、 そういう日はちゃんとお肉料理をしっかり作りました。
「お肉だ!」って喜ぶ顔が、今でも浮かびます。
特別な日の特別感が、ちゃんとありました。
外食についても、友達と食事する時は完全に自由にしていて。
「外ではそっちに合わせる」が我が家のゆるいルールでした。
でも私は、コンビニでおにぎりを買います
「先生もそんなことするんですか?」→はい、します

正直に言いますと
忙しい時はコンビニでおにぎりを買います笑
先日も、半断食のセミナーで排毒した後にもかかわらず、 市販のおやつを食べます。
「先生もコンビニで買ったりするんですか?」と聞かれます。
はい、するんです(笑)。
これが私の「ゆるり派」の正体です。
ゆるいから、7年続いた

完璧にやろうとしていた頃より、 ゆるくやるようになってからの方が、 気持ちよく続いています。
自然派の食生活って、「ちゃんとやらないといけない」と思うと、 途端に苦しくなるんです。
できなかった時に罪悪感が生まれて、 罪悪感が積み重なると
「もうやめた」
になりやすい。
反動が来てしまうこともあります。
でも「ゆるくていい」と最初から思っていると、
コンビニのおにぎりを食べた日も 「まあいいか、明日また手作りしよう」で終われる。
その「まあいいか」が、続ける力になっていると思っています。
罪悪感を手放すと、長く続けられる

7年間の穀物菜食を経て、今の私が思うこと。
完璧な自然派より、 20年ゆるく続けている人の方が、 結果的にずっと豊かな暮らしをしています。
もちろん、何十年もマクロビや穀物菜食を続けている方もいらっしゃいます。
でも現代の暮らしの中で、仕事をして、人付き合いをして、
家族とご飯を食べながら続けていくには、 ゆるさも必要かなと私は思っています。
誕生日にチャーシュー麺を作って、子どもが喜んでくれた日があったから。
外食の時に友達と同じものを食べた日があったから。
7年続けてこられた。
「ゆるり派の勝利」というのは、完璧を手放すことで、長く続けられるということです。
罪悪感でストレスがあるならば、ぜひ今日から少し手放してみてください。
完璧じゃなくていい。ゆるいから続く。
それが、20年続く暮らしのコツだと思っています。




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