スーパーのピカピカなイチゴの裏側|家族も喜ぶ『ゆる自然食』的な選び方と洗い方

田舎暮らし

春にスーパーに並ぶピカピカのいちご。

実は農薬の使用回数が多い果物ってご存知ですか?

 

「絶対食べちゃダメ!」と不安になるのではなく、事実を知って上手に選ぶ

「ゆる自然食」の視点と

春の香りがたまらない「いちご酵母」の紹介など

八ヶ岳の麓の田舎暮らしからおすそ分けします。

 

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発酵食品を手作り、田舎暮らしを実践している椿留美子です。

東京から家族で移住、のんびり・・と思いきや、全く忙しい!

全然スローライフじゃないよ〜、と思いながらあたふたしています。

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お庭で見つけた、ちっちゃな春の宝石

 

暖かくなってきましたね。

わが家のお庭でもイチゴを植えようと準備をしています。

実はこれ前に住んでいたお家から少しだけ苗を持ってきたんです。

もともとはお友達のお庭に勝手に生えていたイチゴをいただいてきたものです。

イチゴって根っこをどんどん伸ばして勝手に増えていくんです。

最初は増えたって喜んでいたんですけど

最終的には葉っぱだらけになっちゃって大変なことになったりもしました(笑)

 

形はちっちゃくて不揃いであまりたくさんはならないんですけど

ポツポツと赤い可愛らしい姿が見えてくると遊びに来た

ご近所のお子さんたちがよく見つけてはつまみ食いをしていました。

 

私はもう好きに食べていいよって言ってたので

子供たちは勝手につまみ食いしてました

「おいしい!」

そんな弾んだ声を聞くと私まで嬉しくなります。

 

本当に野生的なのでちっちゃくて可愛いんですけどそのまま食べて野性味のある甘さがあって本当に美味しいんです。

お日様の光を浴びて土の力だけで育ったイチゴの味はスーパーで買うものとは少し違う力強さがあります。

 

そんな自然のままの野性味あふれるイチゴを見ていると

ふとスーパーに並ぶあの傷一つないピカピカのイチゴたちが

どんな風に育ってきたのかなと立ち止まって考えてみたくなります。

 

 

ピカピカのイチゴを支える40回以上の農薬という現実

 

スーパーや直売所に行くと赤くて可愛いイチゴがたくさん並ぶ季節になりましたね。

最近はクリスマスの時期からよく見かけるので

本当の季節がいつなのかわからなくなっているお子さんも多いかもしれません。

 

でもお庭でイチゴを育てたことがある方ならわかると思うのですが

自然のままで育てたイチゴって実はお店で売っているような形が揃っていて傷一つない

ピカピカのものにはなかなかならないんです。

 

私が前のお庭で育てていたものももちろんそんな風にはなりませんでした。

 

イチゴは皮がとっても薄くて病気にかかりやすく虫たちも大好きな甘い果物です。

ですので自然のまま放っておくと、虫に食べられたり病気になったり

上から鳥に狙われたりして綺麗に育てるのがすごく難しいんですね。

 

じゃあスーパーに並んでいるあの美しいイチゴたちは

どうやって育てているのかということになりますよね。

 

もちろんハウスで徹底的に管理して農家さんが血の滲むような努力と

技術を注いでいらっしゃる結晶です。

 

でも実はそこには農薬の力も大きく関わっているという事実があります。

 

一般的な農薬を使う農法の場合イチゴは苗を育てる段階から

収穫するまでの栽培期間がとっても長いんです。

 

ですので果物や野菜の中でもトップクラスに農薬の使用回数が多いと言われています。

 

地域や気候にもよると思いますが平均してなんと40回から60回以上

そして最大で65回くらい農薬が使われるというデータもあるんです。

 

アメリカの環境団体が毎年発表している残留農薬が多い野菜と果物のランキングでも

イチゴは毎年1位になってしまうほど世界的に見ても農薬と切り離せない果物なんですね。

 

60回もって驚かれた方も多いと思います。

私も最初にこの事実を知った時はびっくりしてちょっとショックを受けました。

 

不可能に挑んだ、内藤農園さんの情熱

これだけ病気や虫に弱いイチゴだからこそ、無農薬や有機栽培で育てるというのは

農業の世界では絶対に不可能と言われていたくらい難しいことだったそうです。

 

でも実は私の住んでいる山梨県の甲府市に内藤農園さんという

素晴らしい農家さんがいらっしゃいます。

 

私がお世話になっている自然食のお店の方からお聞きしたのですが

この農園の先代の方がアトピーを持つ娘さんのために不可能と言われていた

有機栽培に試行錯誤して挑戦されたんです。

 

そしてなんと日本で初めて「イチゴの有機認証を取得」されたという本当にすごい歴史があります。

化学合成された農薬を一切使わずに太陽の熱や米ぬかなど自然の力だけで育てたイチゴ。

その背景にある娘さんへの愛情と素晴らしい情熱に感動します。

 

そしてこのイチゴがまたすごく甘くて美味しいんです。

こうやって背景を知ると私たちが普段口にするもの

特に子供たちが大好きな果物の選び方について、少しだけ意識が変わってくると思いませんか。

 

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菌が教えてくれる、命のバロメーター

私のパンレッスンでも春になるとイチゴを使って

イチゴ酵母を起こしてもらうことがあります。

 

瓶を開けた時にすごくいい香りがふわっと立ち上って

部屋中が春の匂いに包まれます。

 

発泡も結構あってシュワシュワと元気な気泡を見ているだけで

幸せな気分にさせてくれるので生徒さんにもとても人気の酵母の一つです。

 

 

酵母を起こすというのは自然の菌を育てる作業なんですね。

空気中や素材についている目に見えない小さな命と対話していくような感覚です。

だからこそ、イチゴ酵母を作る時は菌を落とさないように基本的には

いちごを洗わずにそのまま使います。

だからこそ農薬がたくさんついているイチゴを使ってしまうと

菌がうまく育たなかったり発酵の力が弱くなったりちょっとした

不具合が起きることがあります。

 

菌は本当に正直で命のバロメーターみたいなものです。

 

不自然なものが多すぎると彼らも元気に活動できなくなってしまうんですね。

もちろんスーパーで売られている一般的なイチゴでも酵母を作ることはできます。

でもやっぱり元気な菌を育てたいと思うと、素材の選び方はとても大切になってきます。

 

イチゴ酵母についてはこちらもご参考にどうぞ。

いちご 酵母 – 春の酵母「いちご」を扱うポイントは?おすすめのパンもご紹介します

 

ラインでは季節の酵母の作り方や、4月限定で「イチゴ酵母」のポイントをプレゼントしています。

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完璧じゃなくていい。今日からできるしなやかな選択

だからといって農薬が怖いから絶対にイチゴを食べちゃダメと

不安にさせたいわけではありません。

 

私たちには毎日の生活があってスーパーでお買い物をする楽しさや

便利さも大切な暮らしの一部です。

完璧なオーガニックを求めてお母さんが疲弊してしまったら

食卓から笑顔が消えてしまいますよね。

 

大切なのはピカピカで甘いイチゴの裏側には

たくさんの農薬が使われているという事実を知っておくこと。

 

そして自然な栽培に挑んでくれている農家さんもいらっしゃるということを知っておくことです。

 

酵母を起こす時は完璧なオーガニックが難しくても

減農薬のものを選んでみたり信頼できる地元の農家さんから直接買ってみたりする。

そんな少しの意識の違いで私たちのお買い物の選択はしなやかに変わっていくと思います。

パンクラスの生徒さんにもいつもそんな風にお伝えしています。

 

 

おうちでできる、イチゴの優しい洗い方

酵母を起こす時は洗わずに使いますが、そのままパクッと食べる時はどうしたらいいのというご質問もよくいただきます。

スーパーのイチゴを買ってきた時は、お水を入れたボウルにほんの少しの重曹かお塩を溶かしてそこにイチゴを1〜2分だけそっと入れてあげるのがおすすめです。

イチゴは皮がとっても薄いのでゴシゴシ洗うのはNGです。

 

お水に浮かべた後流水で優しくすすいであげてくださいね。

これだけでも表面についた汚れや農薬が少し落ちてイチゴの味もキュッと引き締まる気がします。

 

「絶対に農薬をゼロにしなきゃ!」と眉間にシワを寄せて洗うよりも

「美味しくなーれ」と感謝しながら優しく洗う方がきっと体にも心にも良いですよね。

 

ただ注意点があります。

酵母を起こすときは水につけたり、洗ったりすると菌が流れてなくなってしまうので

洗わないで使いたいところです。

 

 

春の生命力を、丸ごと味わう喜びを

 

お日様の光をいっぱい浴びて力強く根を張って増えていく野性味あふれる、イチゴのパワー。

その生命力を丸ごといただくことが私たちの心と体を作ってくれます。

 

不安に怯えるのではなく知恵を持って選ぶこと。

 

そうすれば毎日の食卓はもっと安心で美味しい笑顔があふれる場所になります。

ぜひ皆さんの食卓でも春の自然なイチゴのパワーを味わっていただきたいなと思います。

 

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発酵教室では伝統食、保存食を中心に昔ながらの知恵を楽しく作っていくレッスンを行っています。

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「たくあん」

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