増え続ける「〇〇専用洗剤」や「99.9%除菌」のプレッシャーに疲れていませんか?
パン酵母や麹菌など、目に見えない菌と共生する発酵自然食講師が、
重曹やクエン酸を使った「ゆるり自然派」なお掃除術をご紹介。
子供が素足で安心して走り回れる、心も家も軽くなる暮らしのヒントをお届けします。
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発酵食品を手作り、田舎暮らしを実践している椿留美子です。
東京から家族で移住、のんびり・・と思いきや、全く忙しい!
全然スローライフじゃないよ〜、と思いながらあたふたしています。
田舎暮らしの知恵と奥深さをお伝えしたいと
東京と田舎を行ったり来たりしながら発酵教室を開催しています。
毎朝メールより音声配信をしています。
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【専用洗剤は手放す】99.9%除菌しない、子供が素足で喜ぶ昔ながらのお掃除の知恵
ポカポカ陽気とお掃除スイッチの季節
新居の汚れと焦る気持ち(笑)

ポカポカともう4月後半に入りまして、お家の中を素足で歩くのが
気持ちの良い季節になってきましたよね。
東北の方は今桜が満開なのかなというニュースも届いていますけれど
こちらはもう新緑の季節となりました。
暖かくなってくると、少しお家の中をスッキリさせようかなって
お掃除のスイッチが入る方もいらっしゃるかもしれないですね。
うちも去年引っ越してきまして、まだ新しい綺麗な状態だったはずなんですが
だんだんと汚れが目立ってきています…
あ、この綺麗さを保たなきゃいけないと思って、ちょっと焦っています(笑)
洗面台の下、専用洗剤のボトルで溢れていませんか?

皆さんのご自宅の洗面台の下とかシンクの下を少し思い浮かべてみてください。
トイレ用とかお風呂用、キッチン用とか窓ガラス用みたいに
用途に合わせてたくさんの種類の洗剤ボトルが並んでいるんじゃないでしょうか。
ドラッグストアに行くと、〇〇専用みたいな洗剤がずらっと並んでいて
テレビのCMではこれで99.9%除菌できますと宣伝していますよね。
とにかく強い成分で菌をやっつけようという、清潔がいいこと
みたいな感じで洗脳されている気もします。
もちろん衛生的な環境を保つのは大切なことでもあります。
でも私はこの99.9%除菌しなきゃいけないという
プレッシャーに少し違和感を感じているんです。
99.9%除菌のプレッシャーと、お醤油の先生の教え
瓶詰めのアルコール消毒で怒られた話

いつもこのラジオでお話ししている通り、私たちの周りには
見えない菌がたくさんいて、私たちはその菌たちと共生しているんですね。
パンを膨らませてくれる酵母も
美味しいお味噌を作ってくれている麹菌も
私たちの腸内環境を整えてくれる乳酸菌もみんな菌です。
お醤油の絞り師の先生にも、除菌していると怒られるというか、注意されたことがあります。
お醤油の瓶詰めをする時に、その瓶にアルコール消毒をしていたんです。
それをするのがもう私たちは当たり前になっていたんですが
その話をしていた時に先生からこう言われました。
「なんでそんなことをするんだ。そんなことしなくていい」
絞りたてのお醤油を素手で舐める子供たちの自由さ

お醤油の絞りの時も、みんなで絞って出てきたお醤油を
ペロペロ舐めるんですけど、子供たちも一緒にいっぱい舐めていて。
きれいに清潔にした手とか、清潔にしたスプーンを使うとか
そういうのじゃなくて、もう直に手でお醤油の垂れてきたのを作って舐めていくんです。
そんな自由さがあるんですよね。
先生の言葉を聞いて、私たちは菌と一緒に暮らしていて
なるべく排除するっていうよりはいい菌を増やしていくっていう
考えでやっていけばいいんだと教わりました。
こちらの記事も参考にしてください。
発酵 腐敗 – カビは怖がらなくていい〜いい菌と悪い菌は共生している
良い菌までリセットしてしまう除菌の罠
強い化学成分の洗剤で99.9%除菌をしてしまうということは
体にあまり良くない影響を与える菌だけじゃなくて
私たちが心地よく暮らすために必要な良い菌、常在菌まで
すべてリセットしてなくしてしまうということになります。
それに強い成分の洗剤を使ってお掃除をした後の床を
小さな子供が素足でペタペタと歩いたり
その手でご飯を食べたりすることを考えると、ちょっと不安な
心配した気持ちになるんじゃないかなと思います。

昔ながらの知恵で叶う、ゆるり自然派のお掃除術
重曹とクエン酸の中和という理にかなった知恵
じゃあどうやってお掃除をすればいいのという話になりますよね。
実は何種類もの専用洗剤を買わなくても、昔ながらの自然の知恵を使えば
お家は十分に、そして安全に綺麗になります。
聞いたことがあると思いますが
重曹とかクエン酸。
この2つがあれば、お家の中の大抵の汚れは落とせるんですね。
キッチンの油汚れとかお風呂の皮脂汚れとかは酸性の汚れになるのでアルカリ性の重曹を使う。
水垢とかトイレのアンモニア臭などのアルカリ性の汚れには酸性のクエン酸を使う。
そういう風に汚れの性質と反対のものを当てて
中和して落とすっていうとてもシンプルで理にかなった昔の知恵になります。
これらはもともと自然界にある成分や食品添加物としても使われているものなので、小さな子供やペットが床をなめてしまっても安心です。
素足で歩いても肌に良いし、強い刺激を与えることもないんですね。
合成洗剤にはない、すっきりとした手触り

クエン酸や重曹でお掃除をすると、その合成洗剤特有の
ヌルヌル感みたいなものがないのですっきりした感じがします。
昔のおばあちゃんたちは米の研ぎ汁で床を磨いたりとか、
飲み終わったお茶の出がらしをまいて畳の埃を取ったりしていました。
私も、お茶の出がらしを使うと埃が立ちにくいっていうのがあるのでやっていました。
強い成分に頼らなくても身の回りにある自然のもので、お家はピカピカになるんですよね!
教室で実践しているほうきとちりとり、雑巾がけの心地よさ
パン教室では基本的にほうきとちりとりを使って、生徒さんにお掃除をするということをやってもらっています。
床を掃いてもらうのはほうきとちりとり、床を拭いてもらうのは雑巾がけという感じでやってもらっているんです。
電化製品の音がない中で、ほうきでサッサッと掃く音や
雑巾で床をキュッキュッと拭いていく感覚は、心まで整っていくような心地よさがあります。

菌と一緒に暮らす、心も軽くなる家づくり
洗剤の在庫管理ストレスからの解放
そして何よりお風呂洗剤詰め替え買わなきゃとか、トイレ用も切れそうっていう洗剤の在庫の管理のストレスから解放されるんじゃないでしょうか。
あれこれ使い分ける必要がなくなるので、お買い物もストックの管理も本当に楽になります。
これは忙しいお母さんにとっても大きなメリットですよね ^ ^
いい菌を増やしてバランスをとるという考え方
家の中を完全に無菌状態にしなきゃっていうプレッシャーを
手放すと、心もずっと軽くなると思います。
(うちも無菌とは無縁。ゆるーくやってます)
私たち自身が自然の一部であって、菌たちと一緒に生きているんだ
ということを思い出すと、お掃除のハードルもぐっと下がって気持ちが楽になります。
体に良くない雑菌がいてもその勢力を弱めていくということで
バランスをとって生活していけばいいんですよね。
専用洗剤のボトルを少しずつ減らして、自然の知恵を取り入れた
子供が素足で安心して走り回れるゆるりとしたお家作りを
皆さんもぜひ試していただけたらと思います。
ご案内

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