「ぬか床に正解はなかった」——失敗続きだった私が、声を聞くことで発酵が楽しくなった理由

田舎暮らし

ぬか床を何度も諦めてきた私が、

3ヶ月放置したぬか床が元気だったことで気づいた

「管理より育てる」

という感覚。

 

正解を手放したら、毎朝のルーティンになった、という

発酵との付き合い方が変わるお話です。

 

 

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発酵食品を手作り、田舎暮らしを実践している椿留美子です。

東京から家族で移住、のんびり・・と思いきや、全く忙しい!

全然スローライフじゃないよ〜、と思いながらあたふたしています。

田舎暮らしの知恵と奥深さをお伝えしたいと

東京と田舎を行ったり来たりしながら発酵教室を開催しています。

 

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ぬか床に正解はなかった——失敗続きだった私が、声を聞くことで発酵が楽しくなった理由

 

夏になると、作りたくなるんですよね。

ぬか床。

畑をやっていたので、自分で育てた野菜をぬか漬けにしたくて。

きゅうり、なす、夏野菜がぬか床でおいしくなるのが好きで。

でも毎回、ワンシーズンで終わる。

「今年こそ続けよう」と思うのに、続かない。

それを何年も繰り返していました。

 

 

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カビ、酸っぱすぎ、そして何度目かの「もうやめた」

 

忙しいとほったらかしにして、

気がついたらカビが生えてたり、

なんか変な味になっちゃったり。

「もうダメだ」と思って、捨てる。

続けたいとは思う。

でも続かない。

「私とぬか床、相性が悪いのかな」と、

本気で思ってた時期がありました。

 

 

まず、最初にお伝えしておくと。

私、ぬか床、何度も捨ててます。(笑)

 

もうダメだと思って諦めたこと、毎年ありましたね。

なんかね、夏の前ぐらいになると「今年こそ」って始めるんですよ。

でも毎回そのワンシーズンで終わってた。

 

そんな私が今は、ぬか床が毎朝のルーティンになっています。

どうしてそうなったか、というお話をしますね。

 

 

3ヶ月、冷蔵庫に入れっぱなしにしていたぬか床が元気だった話

 

転機は、東京レッスンが続いていた頃のことです。

当時は月の半分ずつ、山梨と東京を行き来していて。

2週間山梨、2週間東京。

山梨の家を長く留守にすることが多くて、

その間はぬか床を冷蔵庫に入れていました。

 

ある時、行ったり来たりが続いて、

気がついたら3ヶ月、冷蔵庫に入れっぱなしでした。

 

正直、怖かったです・・・

 

「さすがにもうダメかな」と思いながら、

恐る恐る冷蔵庫を開けて、おそるおそる混ぜてみたら——

 

案外、元気だった。

 

ちゃんとぬか床の香りがして、

混ぜた感触もいつも通りで。

味見をしてみたら、おいしかった。

「あれ、全然大丈夫じゃないか」と。

 

そこでふと気づいたんです。

 

冷蔵庫に入れる前、毎日ちゃんとかき混ぜていたから

菌がしっかり育っていたのかもしれない。

そして何より——

ぬか床って、思ったよりずっとタフだな、と。

 

管理しなきゃってピリピリしていた頃より、

ほったらかしていた今の方が元気でいてくれた。

その事実が、すごく大事なことを教えてくれました。

 

 

「パンと同じだ」と気づいた日

 

ここでもうひとつ、気づいたことがあります。

私、パンや発酵食を教えるとき、

生徒さんに必ず言っていることがあるんですね。

「味見をしてください」と。

 

 

レシピ通りにやっていても、

素材の状態、その日の気温、水の温度——

毎回ぜんぶ違うから。

味見をしないと、本当のことがわからない。

 

ぬか床も、同じだったんです。

「ちゃんとできているか」を頭で確認するより、

ちょっと手を入れて、少し味見をする。

「今日はいい感じ」

「少し酸っぱくなってきたな」

それだけでいい。

 

パンは二十何年もやっているので、

生地を見れば感覚でわかるようになってる。

でも、なぜかぬか床は「別物」だと思っていたんです。

 

それがあの日、

あ、同じだ。

って、初めてわかった瞬間があって。

その時に、すごく心が軽くなりました。

頭で正解を探すのをやめて、

手と舌で感じるようになってから、

ぬか床がずっと楽しくなりました。

 

 

ぬか床は「管理するもの」じゃなくて「育てるもの」だった

 

発酵って、正解通りにやることじゃないんだなと、今は思っています。

菌は生きているので。

その日その日で状態が変わるし、

季節が変わればまた変わるし、

私の手の常在菌だって、毎日少しずつ違う。

 

だから「正解通りにできているか」を確認するより、

今日のぬか床はどんな状態か。

それをただ感じること。

 

そっちの方が、ずっと大事なんですね。

 

管理するのではなくて、一緒に育てるという感覚。

その感覚が持てるようになってから、

ぬか床が初めて、自分のものになったと感じています。

 

 

今は毎朝の相棒になっています

 

今はですね。

東京レッスンで留守にするときは冷蔵庫に入れて、

山梨にいるときは室温において、毎朝かき混ぜています。

 

朝起きて、ぬか床を混ぜる。

 

それだけなんですけど、「今日もおはよう」みたいな感覚で。(笑)

心豊かにしてくれる、相棒みたいな存在です。

管理しなきゃと思っていた頃とは、

全然違う感覚で毎日向き合えています。

ぬか床って、育てれば育てるほど、だんだん自分の色になってくるんですよね。

その変化を感じるのが、今はとても楽しいです。

 

 

ぬか床、一緒に育ててみませんか

 

来月のゆるり発酵サロン オンラインレッスンは、

ちょうど「ぬか床作り」です。

「難しそう」と思っている方も、

「一度挫折した」という方も、一緒に仕込みたいと思います。

 

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