朝ごはんを食べないと決めたら、心が軽くなった。
3食の思い込みを手放し、
固定のシンプルな食卓に落ち着くまでの実体験を
発酵と暮らしの講師がお話しします。
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発酵食品を手作り、田舎暮らしを実践している椿留美子です。
東京から家族で移住、のんびり・・と思いきや、全く忙しい!
全然スローライフじゃないよ〜、と思いながらあたふたしています。
田舎暮らしの知恵と奥深さをお伝えしたいと
東京と田舎を行ったり来たりしながら発酵教室を開催しています。
毎朝メールより音声配信をしています。
このお話を音声で聞きたい方はこちらから
朝ごはんを食べないと決めたら、心が軽くなった話
朝ごはん、食べていますか?

このお話をすると、生徒さんからもよく
「実はうちは2食です」
「レッスンの日は朝ごはんを食べていません」
という声をいただきます。
レッスンに午前中いらっしゃる方の中にも、朝ごはんを食べずに来られる方が、結構いらっしゃるんですね。
朝ごはんは食べないなんて信じられない、という方もいらっしゃると思います。
朝ごはんこそしっかり食べようという話も、昔からよく聞きますよね。
今日は、私自身の朝ごはん事情をお話ししようと思います。
発酵の話ではないのですが、暮らしの土台の話として読んでいただけたら嬉しいです。
「3食きちんと」という思い込みに気づく
実は今、私には「朝ごはん」というカテゴリーそのものがありません。
起きてからお昼までの間に、一食食べる。
それだけ。
レッスンが午前中にある日は、準備でバタバタしていて食べる時間がなく、レッスンの中で生徒さんと一緒にランチを作って、そこで一緒に食べています。
もともとは、ちゃんと3食食べていました。
子どもが家にいた頃は、一緒に食べたり、子どもが出かけたあとにバタバタと食べたり。
3食食べるのが当たり前、という思い込みが、どこかにずっとあったんだと思います。
無理に3食を守ることをやめてみた

でも、忙しい朝に無理をして食べることが、いつのまにか小さなストレスになっていたんですね。
お腹は空いているのに、食べるのが苦痛。
そんなせめぎ合いが、自分でも気づかないうちにありました。
きっかけになった1冊の本
きっかけは、ある本でした。
私の「ゆるり発酵サロン」でも紹介している本で、著者の方が
「昔は2食、今は1食」と書かれていたんです。
実はこの本、教室の生徒さんにもすすめていて、貸し出したり、中古で買って読んでくださったりしています。
この本の話は長くなるので、また別の機会にゆっくりお話しできればと思います。
「食べない」という選択肢に気づいた日
その本を読んで、
「食べなくていいんだ」
と気づいて、試しにやってみたんです。
そうしたら、プレッシャーからすっと離れられて、すっごく楽になりました!
お腹が軽いと、頭も体もすっと動く感覚があります。
食べないという選択肢があるということに、なぜ今まで気づかなかったんだろう、と思うくらいでした。
このことをフェイスブックに書いたら、
「実は私も食べていません」
というコメントをいくつかいただき、びっくり!
同じように感じている方が、思っていたよりずっと多いんだなと、嬉しくなりました。
無理に3食を守ることより、
自分が心地いいリズムを見つけることの方が、ずっと大事だったんですね。
もちろん、これはすべての方に当てはまる話ではありません。
お子さんが家にいらっしゃる方は、自分のペースだけで決められないこともありますよね。
私も、子どもが家を出て、大人だけの暮らしになったからこそ、
このリズムを作れた面があります。
これは、発酵とも似ているなと思います。
決まった時間できっちり進めるより、その日の菌の調子に合わせる方が、結局うまくいく。
体も同じで、決まりごとより、今日の自分の感覚に耳を澄ませることの方が、
心地いいリズムにつながるんだと思います。
食べる時は、もう決まっている

食べる時のメニューは、というと、これはもうほぼ固定です。
ご飯と味噌汁、それから漬物と梅干し。
ここ数ヶ月は、手作りの豆乳ヨーグルトも加わりました。
この豆乳ーヨーグルトは生徒さんにもよくおすすめしていて、
作り方はYouTubeでも紹介しています。
YouTubeはこちらからご覧ください。
いただきものがあった時は、それが加わって少し変わることもありますが、基本はこの形です。
献立を考えるということが、そもそもありません。
家族から「またこれ」と言われたこともなく、
「もうこんなもんだね」
と、自然に受け止めてもらっています。
朝の頭の中から「今日は何を作ろう」という問いが
ひとつ消えるだけで、こんなに違うものかと思います。
「考える、選ぶ、決める」
というのは、小さなことのようで、実は結構、頭を使うんですよね。
その分の余白が朝の時間に空くと、それだけで一日の始まりが穏やかになる気がしています。
実家の食卓とつながっていた

考えてみると、これは私が育った実家も、そうでした。
実家の朝ごはんも、ほぼ固定。
ご飯と、具だくさんの味噌汁と、納豆。
たまに、めざしやししゃもといった焼き魚が並ぶこともありました。
華やかなメニューではありませんでしたが、それが当たり前で、
特別なことだとは思っていませんでした。
今の私の朝ごはんも、新しく選んだというより、もともと自分の中にあったリズムなのかなあ、と思います。
子どもの頃は、それが豊かなのか質素なのか、意識したことはありませんでした。
でも、大人になっていろいろな暮らし方を見てきた今だからこそ、
あの朝ごはんの静かな安定感が、実はとても贅沢だったんだなと、改めて思います。
自分のリズムに、正直でいい
固定というと、なんだか味気なく聞こえるかもしれません。
でも私にとっては、これが一番普通の形です。
同じものを食べるのは、飽きるとか寂しいということではなく、
体と心にとって、ほっとする時間なんだと思います。
以前、「家庭料理はなぜ飽きないのか」というお話もしました。
その時のブログはこちら
外食が飽きるのはなぜ?家庭の味が恋しくなる理由と自然な食卓の魅力
その時も、家族やその日の様子に合わせて、感覚で味を決めていく、
というお話をしましたが、今回の朝ごはんの話も、根っこは同じ感覚なのかもしれません。
朝ごはんはちゃんと食べなきゃいけない。
3食きちんと食べなきゃいけない。
そう思って頑張っている方もいらっしゃるかもしれません。
でも、無理に食べることをやめてみたら、心が軽くなった。
そんな私の実体験を、今日はお話ししました。
食べる、食べない、どちらが正しいという話ではなくて
自分の体と気持ち、そして自分のリズムを捉えることができるかどうか。
それが、私にとってはこの、ご飯と味噌汁の食卓だった、というだけの話です。





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