手仕事は時間に余裕がある人だけのもの、と思われがちです。
一番忙しかった時期に一番続けられていた理由から見えてきた、続け方の話です。
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発酵食品を手作り、田舎暮らしを実践している椿留美子です。
東京から家族で移住、のんびり・・と思いきや、全く忙しい!
全然スローライフじゃないよ〜、と思いながらあたふたしています。
田舎暮らしの知恵と奥深さをお伝えしたいと
東京と田舎を行ったり来たりしながら発酵教室を開催しています。
毎朝メールより音声配信をしています。
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「忙しいからできない」と思っていた私が、手仕事を続けられた理由
パンを焼いたり、発酵のものを仕込んだり。
そういう手仕事は、時間に余裕がある人だけの趣味だと思われることがあります。
でも私自身、一番忙しかった時期に、一番それを続けていました。
一番忙しかった時期に、一番手仕事を続けていました

朝ごはんの支度をしながら、夜ごはんも仕込んでいた日々
私が一番忙しかったのは、お芝居で地方公演が多かった時期です。
その頃、子供もまだ小さく、子育て真っ最中でした。
一日の過ごし方を思い出すと、本当に目まぐるしかったです。
朝ごはんの支度をしながら、同時に夜ごはんの仕込みもしていました。
夕方に子供を迎えに行ってから支度を始めるのでは間に合わないので、朝のうちに仕込んでおく。
それが、毎日の当たり前でした。
子供を送り届けて、稽古で遅くなる日はシッターさんにお願いすることもありました。
帰ってきたら、お風呂に入れて、寝かしつけて。
それだけで一日が終わっていく、そんな日々を繰り返していました。
続けられたのは、プレッシャーがなかったから

好きだから、空いた時間にやっていただけ
そんなに忙しかったのに、なぜパンを焼いたり味噌を仕込んだりを続けられたのか。
振り返ってみると、「やらなきゃいけない」というプレッシャーはありませんでした。
好きだから、空いた時間にやっていた。
それだけだったんですね。
発酵は季節の行事として楽しんでいた

発酵のものは、季節ごとの行事のように楽しんでいました。
味噌は冬の時期、梅干しは梅の季節。
季節が来たら「そろそろだな」と思い出して手を動かす。
義務というより、息抜きに近い感覚でした。
昔ながらの暮らし方に沿った時間の流れは、体にとっても心にとっても、どこか自然に馴染むものだと感じていました。
一人じゃなく、誰かと一緒にやること

友人の一言で思い出す、あのワクワク感
もう一つ、続けられた理由があります。
それは、一緒にやる友人がいたことです。
一人で黙々と続けようとすると、忙しさの中でつい忘れてしまったり、季節を逃してしまったりすることもあります。
「そろそろ味噌の材料を注文するよ」
友人からのそんな一言で、忘れかけていた季節を思い出す。
そこにワクワクする気持ちが生まれて、また手を動かしたくなる。
誰かと一緒だと、続いていくものがあります。
パンも同じでした。
習いたいと言ってくれる人がいたから、
一緒に楽しみながら続けてこられたのだと思っています。
忙しい人ほど、続け方を工夫している

先に予定を確保しておくという知恵
今、教室に来てくださる生徒さんも、本当に忙しい方が多いです。
レッスンの予定を組もうとしても、都合を合わせるのがなかなか難しい時代になってきたと感じています。
だからこそ、先に一年分の予定を確保しておいてもらう、という形を取り入れています。
それくらい、先の予定を押さえておかないと続けられない、というのが今の実感です。
それでも長く通ってくださっている方がたくさんいて、本当にありがたいなと思っています。
おうちで続かなくても、教室で楽しむ

おうちではなかなか続けられない、という方ももちろんいらっしゃいます。
それでも、教室の中で楽しんで、作ったものを持ち帰ってもらう。
そのサイクルを楽しんでくださっている方も多いです。
それも、一つの続け方だと思っています。
プレッシャーを感じずに、好きなことを。
一人じゃなく、誰かと一緒に。
完璧な時間を作ろうとしなくて大丈夫です。
好きなことを、好きな人と、空いた時間に。
それだけで、ちゃんと続いていくのだと思います。




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