「初生りはみんなで分けるもの」——農家さんに教わった、遠慮しないという意味

田舎暮らし

農作業のお手伝いでいただいた初なりのスイカ。

「小さくても分け合うものだ」

という農家さんの言葉から気づいた、

分かち合う暮らしの意味についてお話しします。

 

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発酵食品を手作り、田舎暮らしを実践している椿留美子です。

東京から家族で移住、のんびり・・と思いきや、全く忙しい!

全然スローライフじゃないよ〜、と思いながらあたふたしています。

田舎暮らしの知恵と奥深さをお伝えしたいと

東京と田舎を行ったり来たりしながら発酵教室を開催しています。

 

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初なりのスイカは、みんなで分け合うもの——農家さんに教わった、遠慮しないという意味

裸足で田んぼに入った、急な補植作業のお手伝い

 

昨日は、農家さんのところへお手伝いに行きました。

いつも講座で使う材料や、レッスンのランチの野菜や果物などで大変お世話になっている農家さんです。

 

もともとは別の作業を手伝う予定だったのですが

たまたま農家のお母さんが田んぼに入って作業をしていたので、急遽私も裸足で田んぼに入ることにしました。

田植えが終わったばかりの田んぼには、端っこや機械が入らない場所、水流で苗が流されてしまった場所がありました。

そこを一つずつ、手で植え直していく作業です。

 

長靴と靴下をその場で脱いで、裸足で泥の中に入りました。

久しぶりに泥に足を入れた感触は、なんとも気持ちよいものでした。

 

 

汗だくで収穫した、今年豊作の夏野菜たち

 

その後は、自然食品店に卸している農作物の収穫もお手伝いしました。

汗だくになりながらの収穫でした。

今年は本当に豊作です!

 

じゃがいもは掘っても掘っても出てくるほどの量でした。

なすも、にんじんも、ピーマンも、瓜も、たくさんの夏野菜が収穫できました。

この豊作のじゃがいもは、近々ゆるり発酵サロンのメンバーさん向けに「わくわく便」として販売することになりました。

詳しいお知らせは、また改めてさせていただきますね。

 

 

「初生り」のスイカと、遠慮してはいけないという教え

 

そして、なんとスイカも2つ収穫できました!

小さいものはたくさんゴロゴロとありましたが、良い感じのものが2つありました。

スイカの収穫時期の見分け方も、その場で教えていただきました。

見た目だけだと中がちゃんと熟成されているかなんてわからないですよね…

見た目だけで判断すると、中が白くて全然甘くない、とか

逆に傷みかけているとか、あるそうです。

 

今日はこのスイカが、その農家さんにとっても今年初めての収穫でした。

「初生り」と呼ぶのだと、その時に教えていただきました。

「初物」という言葉はよく耳にしますが、「初生り」という言葉を聞いたのは初めてでした。

 

みんなに分けよう、ということでスイカを切ってくださいました。

「これは誰々さんへ」というように、一つずつ分けていました。

私は「いえ、うちはもう大丈夫です」と、ついつい遠慮してしまいましたが

「初なりはみんなで分けるものなんだよ」と言われました。

 

お母様の代からずっとそう言われてきたこと。

たとえ小さいものであっても、少しずつみんなで分けること。

 

遠慮してはいけないのだと、教えていただきました。

ありがたくいただいたスイカは、その場で味見をしましたが

すごく甘くて、美味しかった!!

見分け方を教えてもらった通りの、中身がしっかり詰まったスイカでした。

 

 

分け合う文化を初めて体に染み込ませた、稲刈りの思い出

分け合う習慣があることは、以前から知っていました。

でも、それを最初に身をもって体験したのは、稲刈りの作業でした。

農家さんとの共同作業は、「手間返し」と呼ばれています。

お互いの手間を返し合い、収穫を分け合うんです。

お金を払ってアルバイトをするような関係ではありませんでした。

この仕組みに、深く感動したのを覚えています。

こちらのブログにも書いています。

農家さんの「手間返しとは?」〜稲刈りのお手伝いに行ってきました 

 

 

稲刈り作業の期間が一段落してから、

一緒に汗を流した農家のおじさん、おばさんたちと、みんなでご飯を食べに行きました。

苦労をねぎらい合いながら囲む食卓。

 

その時に、「収穫祭」という言葉の本当の意味が、やっとわかった気がしました。

秋になると「収穫祭があります」という言葉をよく耳にします。

私も以前は、収穫したからお祝いするのだろうと、単純に考えていましたが

でも、実際はもっと深い意味があるなあって思います。

 

苦労は、体験しないと本当にはわからないもの。

体験して初めて、本当の喜びを味わうことができるんだと感じました。

 

 

まとめ——分け合う喜びを、発酵サロンのコミュニティにも

小さなスイカ一つ、じゃがいも一つであっても、分け合って喜び合う。

そうやって受け継がれてきた知恵が、今もこうして残っていることを、

あらためて感じた一日でした。

 

分け合うことの喜びや、苦労をねぎらい合う大切さ。

一つのことをみんなでやり遂げて、その喜びを分け合うこと。

 

これを、私が主宰する発酵サロンのコミュニティの中でも大切にしていきたいと思いました。

今はワークショップという形で、体験を共有していただいています。

これからも、もっといろいろな体験を分け合い、共有し合っていく場を作りたい!

そう思っています。

 

 

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発酵教室では伝統食、保存食を中心に昔ながらの知恵を楽しく作っていくレッスンを行っています。

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みんな伝統食で保存食ですね。

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