手作りの味噌や梅干しは、どのくらい仕込めばいいのでしょうか。
たくさん作れば安心だと思っていても、使い切れずに残ることがあります。
反対に、家族が気に入って、思ったより早くなくなることもあります。
私の発酵クラスで皆さんと味噌を作っていると、
同じ量でもご家庭によって受け止め方がまったく違うと感じます。
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発酵食品を手作り、田舎暮らしを実践している椿留美子です。
東京から家族で移住、のんびり・・と思いきや、全く忙しい!
全然スローライフじゃないよ〜、と思いながらあたふたしています。
田舎暮らしの知恵と奥深さをお伝えしたいと
東京と田舎を行ったり来たりしながら発酵教室を開催しています。
毎朝メールより音声配信をしています。
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発酵食は何キロ仕込む? わが家に合う量と使い方

味噌5キロが足りない人、余る人
私が主宰している「発酵教室」の味噌作りでは、仕上がりが約5キロになる量を1セットにしています。
一応、一年分の目安として考えていただいています、
すべてのご家庭にとって一年分になるわけではありません。
毎年3倍の人、2年に1回の人でも、手作りは続いています

味噌汁を毎日作ったり、ほかの料理にも味噌をよく使ったりする方は、1セットでは足りません。
そこで、2セット、3セットと仕込む生徒さんもいます。
家族の人数だけでなく、食卓に味噌がどのくらい登場するかで、減り方は変わります。
一方で、前に作った味噌がまだ残っているから、今年はレッスンを休むという方もいます。
2年に1回、3年に1回のペースで参加する方も。
毎年作らなくても、ご家庭の暮らしに合っていれば、それはその方なりに手作りを続けているということですね。

「一年に何キロ作るべき」
と決める前に、去年仕込んだ味噌が今どのくらい残っているかを見てみる。
そこから次の量や時期を考えるほうが、無理なく続けられます。
食べる人の好みは、作ってから変わることも
家族の人数は、仕込み量を考える手がかりにはなります。
ただ、人数だけでは使う量を決めきれません。
自分だけが食べる梅干しもある

梅干しが好きで仕込んでも、家族は誰も食べず、自分だけが食べるという方もいらっしゃいます。
反対に、お子さんが梅干しを気に入って、よく食べるご家庭もあります。
同じ人数の家族でも、食べる頻度は全然違いますね。
梅干しは毎年6月の梅仕事で作っていますが、翌年に持ち越して楽しむ方もいて
本当にそれぞれだなあ、と思います。

手作りの味噌で、食べるペースが変わった
今まで味噌汁をあまり飲まなかったお子さんが、手作りの味噌を使ったらよく飲むようになった、と生徒さんから聞いたこともあります。
そうなると、最初に想像したよりも味噌の減り方が早くなりますね!
作る前にはわからなかった家族の好みが、食卓に出してみて初めて見えることもあるんですね。
最初の年に量がぴったり合わなくても、その結果が次の仕込みの手がかりになります。
持ち越して楽しむもの、早めに使いたいもの

味噌が残ったからといって、すぐに「作りすぎて失敗した」と考える必要はないと思っています。
私自身、味噌を翌年以降に持ち越し、時間による味の変化を楽しむことがあります。
若い味噌と熟成した味噌を、味噌汁に合わせて使うこともあります。
梅干しも、食べるペースに合わせて翌年に持ち越すことがあります。
すべての発酵食を同じようには扱わない
ただし、どんな発酵食も長く置いておけばよいわけではありません。
漬物などは、時間がたつにつれて酸味や香りが変わることがあります。
塩麹や醤油麹のように、日々の料理で使っていきたい調味料もあります。
仕込んだ食品に合う保存方法を守り、色や香りなどの状態も確かめながら扱うことが大切です。
味噌や梅干しを持ち越しても、すべての手作り食品にそのまま当てはまるとは限りません。
冷蔵庫の塩麹・醤油麹は、気軽に使う

生徒さんからよく聞くのが、
「塩麹や醤油麹を作ったけれど、冷蔵庫に残っています」
という声です。
仕込むときは楽しくても、使い方がワンパターンになると、なかなか使いきれないんですね。
難しい料理を一品増やさなくてもいい

私が主宰している「ゆるり発酵サロン」では、簡単なレシピや
一さじからの使い方を紹介し、皆さんと「こんな使い方もできた!」と共有しています。
おやつのレシピなども入れた教科書を作りながら、日々の食卓で使うヒントを増やしています。

この夏にメルマガ読者さんへお届けした発酵ご飯のレシピ集も、
のせるだけ、合わせるだけという簡単な使い方が好評でした ^ ^
私自身、「これをレシピと呼んでいいのかな」と思うほど簡単なものもありましたが…笑
それでも、「これだけでいいんですか」と驚いていただけたことが、うれしかったです。
一度にたくさん使うことより、いつもの食卓で手が伸びることが大切なのだと思います。
塩麹の具体的な使い方は、以前の記事
【塩麹が余ったら】冷蔵庫の肥やしを救出!毎日のおかずが劇的に変わる使い回し術
でも紹介しています。
次に仕込む量は、使ったあとに決める

これから発酵食を作るなら、最初に
「何人家族だから何キロ」
と決めつけなくてもまず、誰が食べるか、どの料理に使うか、どのくらいの頻度で使いそうかを考えてみましょう。
発酵調味料は作りやすい範囲で少なめから試し、実際の減り方を見て次の量を決めるのも一つです。
味噌のようにレッスンの一回分が決まっているものは、次の年も仕込むか、一年休んで持ち越すかを考えられます。
足りなければ次回は増やす。
残っていれば、次回は時期を延ばす。
作ったものが家族に好評だったなら、その変化も次の目安にする。
「作りたい量」だけではなく、わが家で使っていける量を見つけていく。
それが、発酵食を無理なく楽しみ続ける一歩になると思っています。




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