「よく噛む」と発酵食品——現代人が失った消化力を取り戻す話

食と健康

半断食セミナーで実践した

「一口200回噛む」

体験から見えてきた、発酵食品の効果を引き出す「噛む」ことの大切さ。

天然酵母パンや玄米、ぬか漬けとの相性についてもお話しします。

 

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発酵食品を手作り、田舎暮らしを実践している椿留美子です。

東京から家族で移住、のんびり・・と思いきや、全く忙しい!

全然スローライフじゃないよ〜、と思いながらあたふたしています。

田舎暮らしの知恵と奥深さをお伝えしたいと

東京と田舎を行ったり来たりしながら発酵教室を開催しています。

 

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「よく噛む」と発酵食品は最強——現代人が失った消化力を取り戻す話

半断食セミナーで学んだ「一口200回噛む」ということ

 

発酵食品は体にいいと、よく言われます。

でも、その効果を本当に引き出すには、もうひとつ欠かせないものがあると気づきました。

それが「よく噛む」ということです。

 

以前参加した半断食セミナーで、一口につき200回噛むという実践をしました。

最初は200回噛みきる前に、食べ物が自然にするっと喉を通ってしまいました。

口の中に何も残っていない状態になって、噛み切ること自体がとても大変でした。

 

噛むことは消化作業ではなく、デトックスだった

セミナーでは講義の時間もあり、指導してくださる方がいろいろな話をしてくださいました。

その中で教えていただいたのが、噛むということはただの消化作業ではなく、

体をデトックスすることにもつながっているという話でした。

 

しかも噛むことは、もっと大きな視点でのつながりも持っている

というお話も聞かせていただきました。

以前の体験記はこちら

【一口の奇跡】よく噛むだけで地球とつながる?マクロビの深いお話

 

噛むということが、こんなに深いことだったのかと、あらためて驚きました。

 

 

昔から噛まない私が、天然酵母パンで変わったこと

実は私自身、昔から噛まない人でした。

早食いというわけではないのですが、あまり噛まずにするっと飲み込んでしまう癖が、小さい頃からありました。

良くないなと思いながらも、なかなか直せない習慣でした。

 

噛みごたえのあるパンで、顎やこめかみが痛くなった

 

その私が変わったきっかけが、天然酵母パンです。

天然酵母パンは、市販のふわふわのパンと違って、噛みごたえがあります。

自然と噛む回数が増えて、最初のうちは知らないうちに顎が疲れたり、

こめかみが痛くなったりすることもありました。

 

現代人の顎は、昔よりも細くなっている

自然と噛む回数が増えるということは、小さい頃からこういうパンを食べて育つことは、とても良いことだと思います。

噛む力は、使わないとどんどん衰えていきます。

昔の人はしっかりとした顎の形をしていましたが、

現代人はあまり噛まないため、顎が細くなってきていると言われています。(歯並びにも影響していますよね)

人の体も、見た目や骨格も、噛む習慣によって変わっていくのだと感じました。

 

 

噛むことと脳の関係——調べてわかったこと

噛むことと脳の関係についても調べてみました。

よく噛んで食べると、視覚や嗅覚、触覚といった五感の情報が脳に伝わり、

脳のいろいろな部分が活性化するそうです。

 

さらに噛むことによって、神経細胞の成長や学習、記憶に関わる

大事なタンパク質(BDNF)の分泌が促されるとも言われています。

 

噛むという単純な動作の中に、こんなにいろいろなことが詰まっているのだと、あらためて驚きました。

噛むと脳にいいということは昔からよく言われてきましたが、そこにはこうした理由があったのだとわかりました。

 

 

発酵食品・玄米との相性——噛むほど味わいが増す理由

 

もうひとつ、発酵食品との相性についてもお話しします。

ぬか漬けや漬物系のものは、繊維がしっかりしていて、自然によく噛むことになります。

噛めば噛むほど味わいが出てくるという特徴もあります。

 

玄米も噛むほど甘みが出る

これは玄米にも言えることです。

半断食セミナーでは玄米をいただいたのですが、玄米は白米と違って、噛めば噛むほど甘みが出てきます。

旨味を強く感じるようになりました。

精製されたものとの違いを、はっきり感じた瞬間でした。

ゆっくり噛んで、その変化を味わうことこそが、

発酵食品や精製されていない食材の醍醐味だと思います。

 

よく噛むことで、少量でも満足できる

 

噛めば噛むほど味のあるものを味わって食べることで、

満腹中枢が働き、お腹も満たされていきます。

少量食べても満足感が得られるので、食べ過ぎを防ぐことにもつながります。

噛むことには、体にも心にも、たくさんの良さが詰まっていると感じました。

 

 

まとめ——発酵食品の力を引き出す「入り口」を整える

発酵食品は体にいいとよく言われますが

その効果を本当の意味で受け取るには、こちら側の体、

特に噛むという入り口の部分を整えることが大事だと、今回あらためて感じました。

 

早食いの癖がある方も、私のようにあまり噛まずに飲み込んでしまう癖がある方も

今日から一口だけでも意識してゆっくり噛んでみてください。

 

発酵食品の味わいも、体の変化も、今までと違って感じられるはずです。

噛む力を取り戻すことは、消化力を取り戻すことでもあります。

まずは口の中という、いちばん最初の入り口を整えることから、始めてみませんか ^ ^

半断食セミナーの様子はこちらから

第1回目 想像を絶する排毒のリアル|限界まで体を絞る7日間の半断食で私に起きたこと

第2回目 限界の先で気づいた細胞の力|「オートファジー」で蘇る食の本当の意味

第3回目【一口の奇跡】よく噛むだけで地球とつながる?マクロビの深いお話

 

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